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【単勝119.5倍の激走】は当然の結果!? 地方No.1騎手「勝負駆け」で3万馬券狙い撃ち…プロしか知らない「隠れ適性」とは

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プロしか知らない「隠れ適性」で万馬券連発!?

 競馬予想をする上で「適性」とは、極めて重要なファクターだ。

 人に向き不向きがあるように、馬も自分にあった適切な舞台でこそ「本来の力」を遺憾なく発揮できる。逆に言えば、どんなに優れた力を持っていても「適性」に適っていなければ宝の持ち腐れというわけだ。

 例えば、今秋の毎日王冠(G2)でシュネルマイスター、ソングラインというマイルG1馬2頭を撃破したエルトンバローズは、キャリア8戦中5戦が1800m。それも2勝2着3回で連対率100%というスペシャリストだ。

 一方で、シュネルマイスターは一昨年の毎日王冠の勝ち馬ではあるものの、1番人気に推されたドバイターフ(G1)で8着に敗れるなど、得意の1600mと比較して1800mでは安定感に欠ける。またソングラインに至っては1800m初挑戦だったのだから、エルトンバローズが下馬評を覆したことと「距離適性」は無関係ではないはずだ。

 そして、それは翌日に行われた京都大賞典(G2)で、ディープボンドら強豪を破って重賞2勝目を挙げたプラダリアにも言える。本馬のキャリア3勝は、すべて2400m。通算13戦3勝ながら、2400mでは重賞2勝を含む3勝、唯一の着外も日本ダービー(G1)の5着という紛れもないスペシャリストだ。

 また、今秋のオールカマー(G2)でタイトルホルダーらG1馬を破ったローシャムパークは、舞台となった2200mこそセントライト記念(G2)3着があるだけだったが、こと「中山」では5戦3勝3着1回と高い適性を示している。

 こういった番狂わせが生まれたのも、各陣営が馬の適性を見極めた結果である。競走馬は適切な「距離」「コース」で走ってこそ、本来の力を100%発揮できるというわけだ。

 ただ「競馬予想のプロ」からすると、こういった適性の見極めが大きくモノを言うのは、上記した重賞レースよりも、むしろ自己条件戦だという。

 何故なら、自己条件戦は1勝クラス、2勝クラスのように実力に応じて細かくカテゴライズされており、つまり「力が接近した馬同士の争い」だからこそ、人気のない馬でも適性によって本来の力が発揮されることで簡単に下馬評が覆るからである。

 では具体的に、競馬予想のプロたちは「適性」を予想にどう活かしているのか。今回は、アロースタッドの元主任である本間一幸氏が監修を務める競馬情報サイト『的中ファーム』の関係者に取材を試みた。

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元アロースタッド主任の本間氏が監修を務める『的中ファーム』

――競馬予想において、出走馬の「適性」は非常に重要だと思います。『的中ファーム』さんのような競馬予想のプロの方々でも、距離適性やコース適性は重要視されているのでしょうか。

『的中ファーム』関係者のY氏(以下、Y氏):もちろんです。ただ馬の適性は競馬予想における基本中の基本ですし、競馬ファンの皆さんも少し調べれば、どの馬がどういった条件を得意にしているのか、すぐにわかると思います。

――確かに、最近の競馬予想はネットが主流ですし、JRAの公式HPでも「レース条件別成績」として、出走各馬のデータが細かく記載されています。逆に言えば、JRAもそれだけ予想における「適性」の重要度を認めているというわけですね。

Y氏:おっしゃる通りです。ただ、競馬はオッズゲームですので、皆さんが知っているということは「高配当ゲット」の勝因にはならないということ。まだ世間に知られていない適性……言うなら「隠れ適性」を見極めてこそ、初めて大きな武器になります。

――「隠れ適性」……つまりは、初ダートや初距離など、まだ適性があるかどうかの“答え”が出ていない部分ということですね。

Y氏:実は、それだけではないんですよ。「隠れ適性」が進化を発揮するのは、むしろ1度試してみて結果が出なかった後……つまりは2度目、3度目ですね。ちょうど先月に、わかりやすいレースがあったので、少しお話しさせていただきたいと思います。

――ぜひ、お願いします!

Y氏:10月9日の京都最終レースですが、幸いなことに『的中ファーム』で三連単2万7090円を8点で的中させることができました。会員様には1点1200円を推奨させていただいたので、最高で32万5080円の利益になったと思います。

――8点で約3万馬券的中の上に利益も30万円超え! 凄いですね!

Y氏:ありがとうございます。1着のレディフォースは1番人気でしたし、2着のスマートアイは3番人気。言ってしまえば誰でも当てられる結果だったのですが、ポイントになったのは11番人気で3着に激走したロープスピニングでした。

――前走10着で、単勝119.5倍ですか……。正直、私が何度予想しても即消してしまいそうな馬です。

Y氏:ロープスピニングは今回が初のダート1400m挑戦だったのですが、芝1400mのデビュー戦で8着に敗れてるように距離に不安がありました。良績のあるダート1200mの馬と思われていたわけです。

――最近、結果が出ていなかったとはいえ、ダート1200mは1勝2着2回3着1回の実績がある舞台。皆、そう思うと思います。

Y氏:実は、このロープスピニングを推奨していたのが血統オペラ」という情報ルート。彼らは多くのプロ馬券師が集う『的中ファーム』の中でも豊富な血統データに基づいた予想に定評があるのですが、ロープスピニングの父キンシャサノキセキが最も得意とするのが、今回の京都であり、今回は「絶好の狙い目」と強くプッシュしてきました。過去10年の成績でキンシャサノキセキ産駒のダート短距離の成績は「京都が全競馬場の中で最も優れている」というのです。

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『的中ファーム』の無料コンテンツは、一部のファンから熱い支持を集めている

――なるほど。これこそ「隠れ適性」というわけですね!

Y氏:いえ、これだけでは「絶好の狙い目」とは言えません。彼らが数ある血統予想家の中でも突出した結果を残しているのは、その血統データに加えて「現場のリサーチ」があるからです。実際にロープスピニングは、前々走で京都に出走して負けているんですよ。

――確かに京都のダート1200mで7着に敗れていますね。ロープスピニングは関東の武藤善則厩舎の所属馬ですが、ということは1度結果が出なかった関西の京都にわざわざ再び遠征していることになりますね。

Y氏:逆に言えば、そこには陣営の「狙い」があるからです。実はキンシャサノキセキ産駒というか、ロープスピニングが平坦コースに合うことは陣営も気付いていたようです。しかし、関東の東京・中山はどちらも最後の直線で坂のあるコース。そこで陣営は2走前に京都へ遠征したわけですが、残念ながらレースは不完全燃焼に終わっています。

――JRAの公式HPでは「最後の直線コースで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜こうとした」として、鞍上だった西塚洸二騎手に過怠金処分が下されていますね。

Y氏:西塚騎手もレース後に謝っていましたが、最後の直線で進路がなかったので強引に突っ込もうとした結果です。ただ、他馬に被害を与えたということは、それだけ「脚が残っていた」ということ。結果は7着でしたが、武藤調教師は「(スムーズなら)掲示板(5着以内)はあった」と話していたそうです。

――つまり陣営の狙い通り、ロープスピニングにはキンシャサノキセキ産駒らしい京都適性があったということですね。これこそが「隠れ適性」というわけですか!

Y氏:陣営も手応えを感じていたのは確かでしょうね。単純にジョッキーの起用を見ても、ここ最近は前述した西塚騎手を始め、小林脩斗騎手など苦戦している若手ジョッキーにチャンスを与えるような起用でした。ですが、このレース(2走前の京都)の後は、いきなりベテランの内田博幸騎手、そして地方No.1ジョッキーの吉村智洋騎手に依頼しています。

――平坦コースが得意というロープスピニングの「新たな適性」が見つかったので、陣営も勝負を懸けている。

Y氏:おっしゃる通りです。そして、それがそのまま「血統オペラ」が単勝万馬券だったロープスピニングを推す理由になり、我々『的中ファーム』が三連単2万7090円を的中できた理由にもなったというわけです。

――めちゃくちゃわかりやすかったです! ありがとうございました。

 取材に応じてくれたY氏の話は、さすが関係者というだけあって非常にわかりやすかった。

 つまりロープスピニングは、全競馬場のダート短距離の中で、京都で最も良い成績を残しているキンシャサノキセキ産駒であり、陣営はその通りに京都へ出走させた。しかし、2走前の京都遠征では最後の直線で進路を失う不完全燃焼に終わって7着。調教師曰く5着以内も十分にある手応えだったというわけだ。

 仮にこの前々走が5着だったとすれば、2度目の京都参戦となった今回「3着以内に入るかも」と考えるのは、プロでなくとも当然の話だろう。ましてや前回の京都は初の関西遠征が影響してか、スタートで出遅れている。

 今回は2度目の“慣れ”が見込め、さらに鞍上は園田競馬で年間最多勝記録を次々と塗り替え、昨年には2度目の全国リーディングに輝いた地方No.1ジョッキーの吉村騎手だ。陣営にとっては「これでダメなら……」と言いたくなるほどの勝負レースだったに違いない。3着という結果は、驚きよりも安堵の方が強かったのではないだろうか。

 だが最も肝心なことは、これらすべてを「レース前」に把握していることだ。

『的中ファーム』のように、事前にすべてを把握しているからこそ「隠れ適性」を見抜けなかった競馬ファンの多くが馬券をハズす中でも、万馬券をゲットできるというわけであり、言い換えれば、これこそが素人とプロの差なのだろう。

 しかし、いくら話を聞けば「自分でも買える」と思っても、実際に日頃からこういった下級条件の馬にまで目を光らせておくことは、少なくとも自分には不可能だ。年間約7000頭がデビューする中で、18戦2勝というまったく目立たない成績のロープスピニングの動向を注意深く観察できる人はごく少数だろう。

 だがプロにとっては、それこそが仕事であり『的中ファーム』のような業界トップクラスの情報サイトには、そういった筋金入りの競馬のプロが数多く在籍している。今回のような、わずか8点で3万馬券的中など、我々素人であれば長く語り継ぎたい“武勇伝”になるかもしれないが、プロにとってはそれが当たり前の日常なのだ。

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競馬界で大きな成功を収めた本間氏。その人望・影響力は今なお健在だ

 ちなみに『的中ファーム』の本間監修は、かつてアロースタッドの主任としてブライアンズタイムやラムタラといった歴史的種牡馬を手掛けた人物だ。実績ある多くのプロ馬券師や関係者が『的中ファーム』に集っているのは、この超がつく大物が監修を行っているからに他ならない。

 幸い『的中ファーム』は現在会員募集を受け付けており、公式HPにてLINEのQRコードを読み取ることで、簡単に会員登録できるそうだ。

 今回の話を聞いて、改めて強く思ったことは「競馬で本当に勝ちたいのなら、プロの力に頼った方が良い」ということだ。『的中ファーム』なら、我々の馬券ライフに大きな革命を起こしてくれるに違いない。

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※本稿はPR記事です。

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