真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.22 07:58
宝塚記念(G1)の”前座”は任せろ! その視線はすでに「秋の盾」に……遅れてきた大器シルバーステートが「常識破り」の格上挑戦で連勝を目指す!
編集部
わずか数秒の事だった。最後の直線に入り、鞍上の福永祐一騎手がほんの少し行く気を見せると、即座に馬が反応。スッと後続を2馬身ほど突き放すと、2番手からプレッシャーを掛けに行っていたオウケンブラックが途端についていけなくなった。
結局、シルバーステートは終始楽な手ごたえのまま後続に3馬身差をつけてゴール。
レース後に福永騎手が「楽な競馬になってよかった」と語るほど、余裕のあるレース展開だった。極端なスローペースからの瞬発力勝負となったが、本馬が記録した上がり3ハロン33.3秒はメンバー最速。長期休養を余儀なくされながらもその能力に陰りはなく、1000万下ではレベルの違いを強く感じさせた。
そんなシルバーステートが、今度は24日の垂水S(1600万下)に出走する。4歳馬ということで、6月を機に本賞金が半額となって本来ならもう一度1000万下のレースに出走できる状況なのだが、秋に大舞台での戦いを睨んで切る以上、陣営に”足踏み”するつもりはないのだろう。述べるまでもなく、クラスが1つ上がっても高い勝算があっての出走となるようだ。
「あえての格上挑戦も異例ながら、前走から約1カ月。屈腱炎を患った馬が順調に使えているということが何よりも大きいですね。降級直後ということもあって重賞勝ち馬や現級勝利馬など骨のありそうなメンバーが揃いましたが、この馬のスケールを考えれば、ここで止まるわけにはいかないでしょう。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
- 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
- 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か