真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.07 16:08

キタサンブラックが宝塚記念「勝率100%」!? 相手も状況も「弱点のなさ」も、すべてが味方でお手上げ?
編集部

月末に開催される「夏のグランプリ」宝塚記念(G1)。今年の主役はなんといっても大阪杯、天皇賞とG1を連勝した現役最強馬キタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)で間違いない。
大阪杯では中距離の猛者をあっさりと退けて勝利。天皇賞でもサトノダイヤモンドとの「世紀の対決」で注目を集めたものの、終わってみれば見事な逃げ切り勝利。ディープインパクトのタイムすらも超えるスーパーレコードで圧勝。現役最強馬の地位を確たるものにするとともに、歴代でも屈指の実力馬である可能性もすでに示している。
現在の日本競馬において、古馬の領域でキタサンブラックを負かせる可能性がありそうな馬は、中長距離でのサトノダイヤモンドくらいだろうか。3歳馬に関しても、現時点ではキタサンブラックを脅かしそうな存在は見当たらない。現状での実力はもとより、レースのたびに進化を見せつけるその「成長力」を考えると、追いつける馬などそうはいないはずだ。
おかげさまで、宝塚記念はレースをずいぶんと前にしながら、ファンの間でも「キタサンブラックが負けようがない」という雰囲気が蔓延している。
キタサンブラックを負かす方法を考えているファンもいるが「潰しに行けば逃げずに控えて差す競馬もできる」「玉砕覚悟で逃げてもつかまる」と、1頭の力ではもはや止めようがないという印象だ。
では「成功例」から考えてみる。昨年末の有馬記念では、サトノダイヤモンドの「アシスト役」だったサトノノブレスがキタサンブラックに対し捨て身の「寄せ」を見せ、最終的にサトノダイヤモンドが勝利。レース後には武豊騎手もサトノノブレスの存在を語っており、影響を及ぼしたのは間違いない。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!