GJ > 競馬ニュース > キタサンブラック「勝率100%」!?  > 2ページ目
NEW

キタサンブラックが宝塚記念「勝率100%」!? 相手も状況も「弱点のなさ」も、すべてが味方でお手上げ?

【この記事のキーワード】, ,

 ただ、そもそも当時3歳だったサトノダイヤモンドの斤量は2kg軽く、同馬の圧倒的なポテンシャルありきだったことも事実。むしろサトノダイヤモンドすら”アシスト”があってやっと勝てたという事実が、絶望感をさらに引き立てているように思えるのは気のせいだろうか。

 その上で、今年の宝塚記念に出走予定の馬たちを見ると、シュヴァルグラン、サトノクラウン、ゴールドアクター、シャケトラ……いずれも実力馬、素質馬だが、すでに大阪杯や天皇賞で「破った馬」ばかり……。

 さらに、香港G1を勝利したネオリアリズム、マカヒキ、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、ヴィブロス、リアルスティールはすでに回避を表明。もちろん予定するローテーションなどもあるのだろうが、キタサンブラックの存在がそうさせている部分も否定できないはずだ。事実、上記のほとんどもキタサンブラックに今年敗れている。

 唯一のアキレス腱といえば、これまでとにかく恵まれ続けてきた「枠順」か。本格化した昨年の天皇賞・春から7戦して枠は「1.3.1.1.1.5.3」ととにかく内枠を引いている状況。スタートがよく逃げ・先行を得意とするキタサンブラックには願ったり叶ったりの枠が続いているというわけだ。宝塚記念で仮に「大外枠」にでもなれば、ようやく「つけいる隙」が出てくるということかもしれない。

 とにかく弱点の見えないキタサンブラック。枠順という「運」でしか倒す道はないのだろうか。

キタサンブラックが宝塚記念「勝率100%」!? 相手も状況も「弱点のなさ」も、すべてが味方でお手上げ?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
  7. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客