GJ > 競馬ニュース > キタサンブラック最大のピンチ!?
NEW

キタサンブラック最大のピンチ!? 競馬女王・桃井はるこが宝塚記念で推すのは”ミッキー”?

【この記事のキーワード】, ,
0623momoi_7227.jpg

 今週末に上半期を締めくくるグランプリレース、第58回宝塚記念(G1)が開催される。だが、キタサンブラックが「負ける要素なし」との声がファンの中からも聞こえてくるためか、いまいち盛り上がりに欠ける気も……。

そこで今回はオタク界きっての”穴党”として知られているアイドル・桃井はるこさんにお越しいただき、宝塚記念の注目馬をうかがってみた。桃井さんはどの競走馬を推しているのだろうか?

――ファン投票上位の出走馬に優先出走権が与えられる宝塚記念が間もなく開催されます。ファン投票と言えば、先立ってAKB48選抜総選挙が開催され、壇上でNMB48須藤凜々花さんが”結婚宣言”をして話題を集めましたね。

桃井はるこ(以下、桃井):AKB48総選挙はテレビで見ていたのですが、『さすがだなぁ』と思いましたね。

 誰の思惑であのようになったのかはわかりませんが、例えば人気アイドルの卒業、引退があったとしても、アイドルに普段から興味がある人達のコミュニティ内での話題にとどまるものです。それなのに須藤さんの件は通常のニュースとしてメディアに大きく取り上げられ、アイドルファンという訳ではない多くの人たちが聞かれていないにもかかわらず積極的にあの件に関してSNSなどを通じて『自分はどう思うか』言及してるんです。その人たちが書いた感想が、それぞれの倫理観や人生観、そして『アイドル観』を象徴しているような気がして、いろんな見方があるなぁと思ったと同時に、改めて影響力のスゴさを感じました。あ、私は聞かれたから答えただけですからね(笑)。

――もちろんです。ありがとうございます(笑)。さて、今回の宝塚記念はファン投票でも1位になったキタサンブラックの1強といわれていますね。

0623momoi_7265.jpg

桃井:キタサンブラックは私の一番好きな競走馬です。私が競馬にハマり始めたのは、キタサンブラックが勝った2015年のスプリングSを観戦したくらいの時期だったんですけど、その時から「キタサン愛」は変わっていないです。

 レースはリアルスティールが1番人気、2番人気がダノンプラチナ、3番人気がベルーフと続き、キタサンブラックは5番人気。今のように人気を集めておらず、上位に食い込むのは難しいと見ていた人が多かったようなんですけど、私は一目見てから『モノが違う』と感じていたんです。そして、結果は見事勝利! その瞬間に「やったー、勝ったー!!」って叫んじゃいましたよ。家に帰って録画していたそのレースの中継映像を見ると、自分の声が入っていました(苦笑)。

 キタサンブラックは、母父がバクシンオー、父はディープインパクトの全兄のブラックタイド。血統的に見れば、長距離には向いていないと思われていたものの、その評価を見事に覆して菊花賞(G1)も勝っています。人間の思惑をやすやすと超える、ロマンあふれる馬。本当に大好きなんです。

――では、今回の本命も当然……。

桃井:……いえ、今回、応援する馬は別です!!

――な、何!?

桃井:今回ばかりは、ね。

――世間から圧倒的な評価を受け、さらに個人的な思い入れも強いキタサンブラックを推せない理由とはなんでしょうか?

桃井:私は今の世の中って、「人気があるものに乗っかっている人が得をする」ことが多いと思っているんです。でも、競馬というのは「みんなが見つけていない良いもの」を探すのも大きな醍醐味でしょう。

 宝塚記念は、1番人気が馬券圏外になることはあまりないんですが、荒れることも多く2着に人気薄の馬が来ることも多いんです。今回は普段は競馬をやらない人ですらキタサンブラックの勝利を信じている場合も多いでしょう。だからこそ『ここで逆張りしないでどうする?』って思いがあるんです。なので、キタサンブラックはイチオシしません!!

――なるほど。あえての外しなんですね。では、どの馬に注目を?

キタサンブラック最大のピンチ!? 競馬女王・桃井はるこが宝塚記念で推すのは”ミッキー”?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  9. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
  10. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声