GJ > 競馬ニュース > 七夕賞「大波乱」の使者
NEW

キタサンブラック並みの内枠巧者に「生涯最高」の激走条件が整う? 七夕賞(G3)はパドルウィールが「大波乱」の使者!?

【この記事のキーワード】, ,
キタサンブラック並みの内枠巧者に「生涯最高」の激走条件が整う? 七夕賞(G3)はパドルウィールが「大波乱」の使者!? の画像1

 9日に福島競馬場で開催される七夕賞(G3)は、毎年のように荒れるレースとして知られている。

 過去5年間の結果を振り返ると、2012年が59万1030円、2013年が31万70円、2014年が12万1740円、そして2015年に至っては100万6440円と、ついに「100万馬券」の大台を突破。昨年こそ9万6740円に留まったが、ほぼ10万馬券という見方もできるだろう。

 荒れるレースには、当然ながら波乱の決着を演出した”立役者”がいる。例えば、昨年は11番人気で3着に好走したオリオンザジャパン、一昨年も16番人気と最下位人気ながら3着したマデイラがいた。2頭とも超人気薄とあって、普通に馬券を買っていればなかなか抑えられる存在ではない。

 しかし、後から振り返ってみると、この2頭には明確な「共通点」がある。

 それは2頭が共にクロフネ産駒であり、母の父がサンデーサイレンスであるという点だ。ここ2年で七夕賞に出走した32頭の内、該当馬はこの2頭しかおらず、七夕賞に出走する「クロフネ×サンデーサイレンス」は無条件で買いということになるだろう。

 この点を踏まえて、今年の出走馬をチェックすると見事にパドルウィールだけが該当している。

 前日段階で単勝10番人気と、まったく注目されていないパドルウィール。だが、昨年のオリオンザジャパンが11番人気、一昨年のマデイラに至っては16番人気だったことを考慮すれば、逆に美味しいとさえ感じる。

 人気薄となっているのは、おそらく前走のエプソムC(G3)の18着大敗が最大の原因だろう。だが、それには「落鉄していた」という明確な敗因があり、度外視していいレースだ。無論、それでも厳しいことに変わりはないが、今回のパドルウィールには血統的な側面だけでなく、もう1つ大きな”追い風”が吹いているのだ。

キタサンブラック並みの内枠巧者に「生涯最高」の激走条件が整う? 七夕賞(G3)はパドルウィールが「大波乱」の使者!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  6. JRA日本ダービー(G1)栗東からサートゥルナーリアの「(秘)情報」! ライバル筆頭「ヴェロックス」の話も
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?