GJ > 競馬ニュース > 田辺騎手が約1カ月戦線離脱
NEW

田辺裕信騎手が落馬で約1カ月戦線離脱!! 改めて考えさせられる騎手業の危険度

【この記事のキーワード】, ,
レイデオロが皐月賞で早くも「白旗宣言」!? 昨年のサトノダイヤモンドと同じ土壇場での「最大目標ダービー」発言に漂う敗色感?の画像1

 好事魔多しとは、まさにこのことを言うのだろうか?

 1日に行われた福島競馬場の第11レース・テレビユー福島賞で、マルヨバクシンから落馬した田辺裕信騎手。その後、同日第12レースとその翌日に控えていた8鞍は乗り替わりが行われ、その安否を案じる声があがっていた。

「日刊スポーツ」が報じたところによれば、田辺騎手は落馬した際に左足くるぶしを剥離骨折していたことが判明。すでに5日に、茨城県内の病院で骨折箇所を金属で固定する手術を行っており、全治までは1カ月程度かかる見込みだという。

 今回落馬した田辺騎手は、5月21日にも東京第5レースでネコビッチに騎乗した際、最後の直線で落馬して、そのレース以降の7鞍をキャンセル。その中にはオークス(G1)も含まれていたが、無念の涙を飲んでいた。

 田辺騎手は関東のトップジョッキーのひとりとして数えられてはいたものの、これまであまり目立つ存在ではなかった。だが今年は、例年にないほどハイペースで勝ち星を積み重ね、先週までに59勝をあげていた。現在、リーディングでも戸崎圭太騎手、M.デムーロ騎手、C.ルメール騎手に次いで、福永祐一騎手と並ぶ4位をキープ。これまでのイメージを払拭するかのような活躍をしており、今後が期待されていたのだが……。それだけにこの負傷離脱は非常に痛いところだろう。

「田辺騎手に限らず、騎手という職業には想定外の事故がつきものです。今年、好調の田辺騎手はこれからも多くの有力馬に騎乗することが予定されているはず。無念さはあるでしょうが、騎手は身体が資本の職業。まずはしっかりと治療とリハビリをして、復帰後の戦いに備えてもらいたいですね」(記者)

 田辺騎手が騎乗していたマルヨバクシンは、右第1指関節開放性脱臼で予後不良となった。非常に痛ましい事故であり、改めてレースは人馬ともに命がけだということが浮き彫りになった。このような事故が少しでも減ることを祈るばかりだ。

田辺裕信騎手が落馬で約1カ月戦線離脱!! 改めて考えさせられる騎手業の危険度のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……