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キタサンブラック並みの内枠巧者に「生涯最高」の激走条件が整う? 七夕賞(G3)はパドルウィールが「大波乱」の使者!?

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 通算成績こそ30戦4勝と目立った点のないパドルウィールだが、実はキタサンブラック並みの「内枠巧者」として知られている。[4-5-5-16]の通算成績の内、馬番で5番以内の内枠に入った場合に限れば[4-3-4-2]と激変。2度の着外も4着、5着と掲示板を外したことがない超堅実派に変身する。

「典型的だったのが、9番人気ながら2着に激走した昨年の金鯱賞(G2)ですね。内枠から上手く番手に取りつくと、最後の直線までは内々でしっかりと脚を溜めて一度は先頭に立つ惜しい競馬。

 最後にクビ差だけ交わされましたが、勝ったヤマカツエースは有馬記念(G1)4着や、今年の大阪杯(G1)でも3着した実力馬。もしも七夕賞に出走していれば、1番人気が確実な存在です。近走の不振で人気はないですが、内々を上手く立ち回って粘り込めば、ここでも十分にやれると思いますよ」(競馬記者)

 そんなパドルウィールだが、同じく典型的な内枠巧者であるキタサンブラックと大きく異なっている点がある。それは”待遇面”だ。

 キタサンブラックがここ約1年間で4度の「1枠1番」という絶好枠を引いていることに対して、パドルウィールは今回がなんと初の最内枠。キャリア30戦目にしてようやく待望の”ベストポジション”を獲得できたというわけだ。

 そんな「生涯最高の条件」が整っていることに加え、今回のハンデは前走から2kg減の54kg。こうなってくると、内枠に入れなかったことで尽く大敗した近走の戦績でさえ、いい”迷彩”に見えてくるから不思議だ。

 栗東のCウッドで行われた1週前追い切りこそ目立った動きではなかったが、同じ場所で行った最終追い切りは6ハロン85.5秒、ラスト11.5秒と終い重点で抜群の動きを披露したパドルウィール。前日の福島競馬は芝で5レース行われたが、その内2レースで1枠1番が勝利するなど、舞台も完全に整った感がある。

 残念ながら、今年は出走12頭と例年に比べ配当面の旨味が減ってしまった感のある七夕賞。だが、今年も二ケタ人気の馬が激走すれば大荒れの結果になるはずだ。

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