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菊花賞を前に「無念のリタイア」から約2年…イクイノックス&ドウデュース世代の「元クラシック候補」が待望の復帰!

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同世代のドウデュースは宝塚記念に参戦 撮影:Ruriko.I
同世代のドウデュースは宝塚記念に参戦 撮影:Ruriko.I

 今週末に行われるJRA重賞は、日曜京都のマーメイドS(G3)のみ。宝塚記念(G1)を前にファンも束の間の休息といったところか。

 本レースにはミッキーゴージャスやラヴェルなど重賞勝ち馬4頭が登録しているが、荒れる牝馬限定重賞のハンデ戦とあって、軽斤量の伏兵馬にも上位進出のチャンスはありそうだ。

 そんなマーメイドSの前日、土曜の京都10Rに組まれているのが3歳以上3勝クラスの保津峡S。京都にある渓谷が由来の同レースは、2011年まで秋の京都で2勝クラスとして行われていたのだが、芝2200m条件となって13年ぶりに復活した。

 この一戦には19頭がエントリー。いずれもここでオープン入りを決めて、秋の中長距離路線で飛躍を誓うが、かつて“幻の菊花賞馬”とまで呼ばれた素質馬も出走予定馬の中に名を連ねている。

イクイノックスやドウデュースと同世代の元クラシック候補が復帰

 それが2022年7月の信夫山特別(2勝クラス)を勝って以来、約2年ぶりの実戦を迎えるブラックブロッサム(牡5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)だ。同馬は3歳時の2022年1月に中京でデビューしたキタサンブラック産駒。イクイノックスやドウデュースと同世代にあたる。

 初戦を快勝したブラックブロッサムは、2戦目で大寒桜賞(3歳1勝クラス)に進むと、後続に8馬身の差をつけて圧勝。騎乗した横山武史騎手も「どれだけ成長してくれるか楽しみな馬」と高く評価していた。

 3戦目の京都新聞杯(G2)は、レース序盤にリズムを欠いて5着に敗れたものの、続く信夫山特別で巻き返しに成功。陣営は菊花賞(G1)を目標に掲げ、もし出走していれば上位人気の一角を担ってもおかしくなかった。
 
 ところが、菊花賞を約1か月後に控えた9月に左前脚浅屈腱炎を発症。目標にしていたクラシック最終章を断念せざるを得なくなった。

 その後は復帰を目指して2年近い休養期間中にイクイノックスやドウデュースといった同世代のライバルたちが次々と大レースを制していった。

「信夫山特別を田辺裕信騎手とのコンビで楽勝した時は、アスクビクターモアとの間で『鞍上問題に発展するのでは?』とまで言われていましたね。それくらいの素質を感じさせる走りを見せていたのは確かです。

残念ながら、大一番を前に屈腱炎と診断され、2年近い歳月が流れてしまいました。それでも牧場や外厩、厩舎スタッフの献身的なサポートもあってついにターフに戻ってきます。無事に完走することがまず最優先にはなりますが、その走りには注目したいですね」(競馬誌ライター)

 ブラックブロッサムは、先月中旬に栗東に帰厩。調教では1週ごとにピッチを上げ、5日の1週前追い切りでは、栗東CWで、6ハロン79秒6-ラスト11秒7の好時計をマークした。これは休養後の自己ベスト6ハロン80秒2を上回る好タイムである。

 当時、一部のファンから“幻の菊花賞馬”と呼ばれていた素質馬が迎える約2年ぶりのレース。陣営のたゆまぬ努力は実を結ぶか。

GJ 編集部

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