GJ > 競馬ニュース > 武豊を超えられない超一流
NEW

祝2000勝達成!武豊を超えられない超一流”手前”福永祐一伝説をここで振り返る

【この記事のキーワード】, ,
fukunaga0721.jpg

 人気騎手の福永祐一が史上8人目となるJRA通算2000勝を達成した。しかもあの武豊に次ぐ史上2番目の早さというから驚きだ。元祖天才騎手の福永洋一を父に持つエリートであり、その才能は多くの競馬関係者からも評価されている。騎手は実力だけでなく人望が伴わなければ、経済界の実力者でもある馬主からも支持されないので、福永祐一は実力と人望を兼ね揃えた騎手といえよう。さらに2億円近い年収を稼ぎ妻は元フジテレビアナウンサーの松尾翠、ホリプロ所属のスポーツタレントとして様々な番組にも出演しており、競馬界きっての「勝ち組」といえる存在だ。

 しかし、そんな実績とは裏腹に福永祐一は競馬ファンにとって格好の「ネタ騎手」として知られている。その一つがなぜか落馬が多いこと。そして条件戦やグレードの低い重賞なら素晴らしい騎乗を見せるものの、日本ダービーや有馬記念のような大一番になるとなぜか消極的な競馬となって人気を裏切る結果になってしまうことなどがあげられる。また引退して調教師となった武幸四郎とは「合コン仲間」であったように、派手な私生活も有名だ。そこで福永祐一の2000勝達成を記念し、ここまで築き上げた様々な伝説について振り返ってみよう。

騎乗

 どんな騎手もすべてのレースで100点満点の騎乗はできない。レースも馬も生き物であり、不可抗力的な出来事も多いからだ。しかし福永祐一はまるで自らそうしているかのような「?」と感じる騎乗も少なくない。その代表的な例がデビュー間もない第65回日本ダービーにおけるキングヘイローだ。

 キングヘイローは前走の皐月賞で好位から追い上げ2着に好走、そして日本ダービーは2番人気に支持された。しかしこのレースはまさかの逃げる形となり14着に大敗。デビュー以来一度も逃げたことがなかった馬を日本ダービーという大一番で逃げさせて大敗、本人も「大失敗だった」と認めているように褒められた騎乗ではなかった。

 しかしこれはデビュー2年目の若手で日本ダービー初騎乗、そういった経験からすれば大目に見てもらえるところだ。しかし2016年の第50回スプリンターズステークスはベテランにあるまじき誰もが認める「?騎乗」だったといえよう。

祝2000勝達成!武豊を超えられない超一流”手前”福永祐一伝説をここで振り返るのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  7. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  8. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  9. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  10. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も