
川田将雅「良い内容でした」名門厩舎の大物候補が新馬戦ノーステッキV! 一族にG1馬が並ぶ良血に「キタサンブラックより面白そう」の声

11日、中京5Rの2歳新馬戦は1番人気カムニャック(牝2歳、栗東・友道康夫厩舎)と川田将雅騎手のコンビが勝利。単勝1.2倍の圧倒的支持に応えてデビュー勝ちを決めた。
9頭立て、芝2000mのレース。カムニャックはスタートを五分に出たが、川田騎手が手綱を引いて後方2番手からレースを運ぶ。ただ、1000m通過は64秒1。新馬戦特有といっていい超がつくほどのスローペースとなる。
先行勢が残ってもおかしくない流れだったが、カムニャックは最後の直線に入ると楽な手応えで先頭に並びかける。川田騎手は軽く仕掛けた程度だったもののメンバー最速の上がり3ハロン33秒6の末脚で、ノーステッキのまま3馬身半も突き抜けてみせた。
「中京は開幕週で芝のレースは前残りも目立ちましたが、後方から突き抜けたカムニャックはここでは力が抜けていましたね。もともと昨年のセレクトセールで金子真人オーナーが7700万円(税込)で購入した評判馬でしたが、期待以上の走りをしてくれたと思います。
ちなみに、この日は(カムニャックを管理する)友道調教師の61回目の誕生日でもありました。ダービー3勝を誇る名トレーナーが見事にバースデーVを飾りましたね」(競馬記者)
「キタサンブラックより面白そう」の声
鮮やかな競馬で初戦白星を決めたカムニャックは、ブラックタイド産駒で母父サクラバクシンオーという血統。これはご存知の通り、G1・7勝馬で現在は種牡馬としても活躍しているキタサンブラックと同配合だ。
これだけでも期待は膨らむばかりだが、さらに本馬は3代母にオークス馬のダンスパートナーを持つ。一族にはダンスインザダークやダンスインザムードといったG1馬が名を連ねる良血だ。
さらに血統表には名馬エルコンドルパサーの名前も入っている。SNSやネットの掲示板には「キタサンブラックより面白そうな配合」「まさに超良血馬じゃないか」「牝馬版キタサンブラックになりそう」といった期待のコメントが寄せられている。
「たくさんの学びもありながらのレースですから、次にもつながってくる良い内容でした」
レース後、カムニャックに騎乗した川田騎手はそうコメントを残した。同馬には調教の段階から素質の高さを感じ取っていたようで、まずは納得の内容で初陣を終えることができたようだ。
ついにベールを脱いた大物牝馬の次走も楽しみにしたい。
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