GJ > 競馬ニュース > 藤田菜七子「1番人気」
NEW

JRA藤田菜七子騎手が1年3カ月ぶりの「1番人気」に騎乗。初めて「実力で奪った」1番人気の圧勝劇と「第2期」菜七子ブームの兆候

【この記事のキーワード】, ,
JRA藤田菜七子騎手が1年3カ月ぶりの「1番人気」に騎乗。初めて「実力で奪った」1番人気の圧勝劇と「第2期」菜七子ブームの兆候の画像1

 今月、二十歳の節目を迎えた藤田菜七子騎手が好調だ。昨年、JRAとしては16年ぶりの女性騎手として大きな注目を浴びたが、デビューイヤーは6勝(JRAのみ)止まり。デビュー当初、ワイドショーにも取り上げられるなど社会現象になり掛けた”菜七子フィーバー”は、すっかり沈静化してしまった。

 しかし、本人は着実な成長を遂げ、今なお目に見える進化を続けている。今年はすでに昨年を上回る8勝。それも8月に入ってから3勝を上げるなど好調をキープしており、今や「菜七子が勝った」というのは、珍しいニュースでもなくなった感がある。

「特に大きいのが、先週のコパノビジンでの勝利ですね。オーナーが風水でお馴染みのDr.コパこと小林祥晃氏で、G1・9勝のコパノリッキーや高松宮記念(G1)を勝ったコパノリチャードの馬主でもあります。

 大物オーナーの馬で結果を残せたことはもちろんですが、このレースは5馬身差の圧勝。ここまで能力が抜けていると、別に菜七子騎手でなくとも勝てた可能性が高いといえます。ですが、実は騎手って、そういう馬に乗っていることが大事なんですよね。

 トップクラスの騎手は当然、腕も達者ですが、それ以上に強い馬、誰が乗っても勝てそうな馬が回ってくる環境にいることが最も大きい。実は菜七子騎手は、先週のコパノビジンが今年初の1番人気でした。そういった意味でも、しっかり1番人気で結果を残せたことは大きいと思いますよ」(競馬記者)

 藤田菜七子騎手の1番人気といえば、実は昨年5月15日以来となる。当時はまだ菜七子フィーバーの最中にあっただけに、今回のコパノビジンの1番人気こそ、藤田菜七子騎手が「初めて実力で掴んだ1番人気」だったと言えるのではないだろうか。

JRA藤田菜七子騎手が1年3カ月ぶりの「1番人気」に騎乗。初めて「実力で奪った」1番人気の圧勝劇と「第2期」菜七子ブームの兆候のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  5. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは