GJ > 競馬ニュース > 菊花賞(G1)を占う「夏の上がり馬」  > 4ページ目
NEW

菊花賞(G1)を占う「夏の上がり馬」をピックアップ! ダービー馬不在の”乱菊”だからこそ押さえておきたい有望新勢力「4頭」をチェック

【この記事のキーワード】, ,

 隊列に大きな変化もなく、淡々と流れたレースは1000mを60.6秒で通過。ポポカテペトルは依然、先頭を射程圏に入れながら外目の番手を追走。折り合いはしっかりとついており、長い距離でも問題がなさそうな走りを見せていた。

 縦長の展開のまま最後の直線に入ると、完全に先頭集団だけの争いになった。ポポカテペトルは岩田騎手の激に応えるように、力強く脚を伸ばして先頭へ。決して切れるといった感じではないが、しぶとく長い末脚で最後は1馬身半をつけてゴールした。

「自分の競馬ができました。ゲートが決まりましたし、すごくしぶとかったです」

 レース後、岩田騎手がそうコメントした通り、追って味のあるしぶとい末脚は全兄のマウントロブソンと共通するところがありそうだ。今後はトライアルを使うかは不明ながら、菊花賞を目標に調整される見込み。兄が7着に敗れた舞台でリベンジを狙う。

 また、ポポカテペトルと同厩で、先週に札幌で行われた日高特別(1000万下、芝2000m)を勝ったトリコロールブルー(栗東・友道康夫厩舎)も注目の上がり馬だ。

 春はスプリングS(G2)で3番人気、青葉賞で2番人気に推されるほどの逸材だったが、いずれも惨敗し、クラシック出走がならなかったトリコロールブルー。休み明けとなった日高特別では1番人気に推されたものの、+32kgと大きく馬体を増やしての出走となった。

 16頭立てと頭数の揃った芝2000mのレースで、トリコロールブルーは無難なスタートを切ると無理せず中団へ。じっくりと構え、先頭集団を見るような形で1コーナーに飛び込んだ。

 前半1000mの通過は62.7秒ながら、最終週の札幌の馬場を考慮すると数字ほど遅いペースではなかったが、向正面で最後方にいたサウンドメモリーが一気に先頭に躍り出ると、即座にペースアップ。中団外目を追走し、いつでも動ける位置にいたトリコロールブルーもそれに呼応するかのうように進出を開始した。

 各馬が荒れた馬場を嫌い、外々を回って最後の直線へ。早めのペースアップから一気に持久戦へと変わった流れでトリコロールブルーは先頭集団に食らいつくと、最後までしぶとく脚を伸ばし続ける。じわじわと先頭を追い詰め、最後にクビ差だけ捉えたところがゴールだった。

菊花賞(G1)を占う「夏の上がり馬」をピックアップ! ダービー馬不在の”乱菊”だからこそ押さえておきたい有望新勢力「4頭」をチェックのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「頭の中を見てみたい」武豊ですら手を焼いたエアシャカール! 天皇賞・春(G1)テイエムオペラオーを倒して挑んだ大一番、「最弱」といわれた二冠馬のあくなき挑戦
  2. 【武豊、ルメールの逆襲か!?】JRA大阪杯は「机男」北村友一が初のG1制覇で大波乱!桜花賞で「机男」に勝算は?
  3. 天皇賞・秋の3歳馬リアル通信簿。ジオグリフがイクイノックス、ダノンベルーガを上回る決定的データ
  4. M.デムーロ「トホホ」な小倉遠征…加害者となった1時間後に被害者へ
  5. 蛯名正義、横山典弘が喜びを分かち合った「唯一無二」のオークス同着…アパパネとサンテミリオンが繰り広げた「長過ぎる直線」の攻防【競馬クロニクル 第56回】
  6. JRA川田将雅「一度も勝てなかった」大本命が苦しい立ち位置、吉田隼人と同期の絆が話題も…… 競馬学校時代「20期エース」の今
  7. 武豊と有馬記念を振り返る。ドウデュースのラストラン勝つための条件、オグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラックに続く伝説となるか?
  8. 【朝日杯FS】「勝ち馬は強かった」ジャンタルマンタル降板の元主戦は16着大敗もかつての相棒を称賛。もう1頭の「大物」と暮れの中山で鬱憤晴らしへ
  9. JRAまさに“呪われた”1番人気!? 単勝売上「約30億円」が“死に金”に……、 波乱連発の今春のG1シリーズ10戦を徹底総括!!
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?