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菊花賞(G1)を占う「夏の上がり馬」をピックアップ! ダービー馬不在の”乱菊”だからこそ押さえておきたい有望新勢力「4頭」をチェック

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 隊列に大きな変化もなく、淡々と流れたレースは1000mを60.6秒で通過。ポポカテペトルは依然、先頭を射程圏に入れながら外目の番手を追走。折り合いはしっかりとついており、長い距離でも問題がなさそうな走りを見せていた。

 縦長の展開のまま最後の直線に入ると、完全に先頭集団だけの争いになった。ポポカテペトルは岩田騎手の激に応えるように、力強く脚を伸ばして先頭へ。決して切れるといった感じではないが、しぶとく長い末脚で最後は1馬身半をつけてゴールした。

「自分の競馬ができました。ゲートが決まりましたし、すごくしぶとかったです」

 レース後、岩田騎手がそうコメントした通り、追って味のあるしぶとい末脚は全兄のマウントロブソンと共通するところがありそうだ。今後はトライアルを使うかは不明ながら、菊花賞を目標に調整される見込み。兄が7着に敗れた舞台でリベンジを狙う。

 また、ポポカテペトルと同厩で、先週に札幌で行われた日高特別(1000万下、芝2000m)を勝ったトリコロールブルー(栗東・友道康夫厩舎)も注目の上がり馬だ。

 春はスプリングS(G2)で3番人気、青葉賞で2番人気に推されるほどの逸材だったが、いずれも惨敗し、クラシック出走がならなかったトリコロールブルー。休み明けとなった日高特別では1番人気に推されたものの、+32kgと大きく馬体を増やしての出走となった。

 16頭立てと頭数の揃った芝2000mのレースで、トリコロールブルーは無難なスタートを切ると無理せず中団へ。じっくりと構え、先頭集団を見るような形で1コーナーに飛び込んだ。

 前半1000mの通過は62.7秒ながら、最終週の札幌の馬場を考慮すると数字ほど遅いペースではなかったが、向正面で最後方にいたサウンドメモリーが一気に先頭に躍り出ると、即座にペースアップ。中団外目を追走し、いつでも動ける位置にいたトリコロールブルーもそれに呼応するかのうように進出を開始した。

 各馬が荒れた馬場を嫌い、外々を回って最後の直線へ。早めのペースアップから一気に持久戦へと変わった流れでトリコロールブルーは先頭集団に食らいつくと、最後までしぶとく脚を伸ばし続ける。じわじわと先頭を追い詰め、最後にクビ差だけ捉えたところがゴールだった。

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