真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.09.14 16:49

JRA木幡育也騎手「日本人初」禁止薬物検出で30日間騎乗停止! 騎手のドーピング問題は昨年のコントレラス騎手に続いて2例目
編集部
「スポーツ報知の取材によると、木幡育也騎手は以前から落馬の影響で出たむくみを取るためにフロセミドを服用していたそうです。その際はJRAに申告を行っていたのですが、今回は正式な医師から処方されたものではなく、母親が用意したものを服用していた模様。それが先週騎乗した後のドーピング検査に引っ掛かったようです。あくまで申告漏れの過失ということになっていますが、悪いイメージがついてしまったのはいただけませんね」(競馬記者)
JRAは木幡育也騎手が日本中央競馬会競馬施行規程第147条第20号に該当するとして、30日間の騎乗停止という極めて重い処分を下している。木幡騎手は今年のオークス馬ソウルスターリングやダービー馬のレイデオロなどが所属する美浦の名門・藤沢和雄厩舎に所属しており、復帰後の騎乗依頼にも影響が出そうだ。
昨年2月には、短期免許で来日していたL.コントレラス騎手から強い鎮痛効果があるオキシコドンが検出され、JRAは5年間の短期免許交付停止に加え、今回と同じ30日間の騎乗停止処分を下している。木幡育也騎手の件は2例目の事例となった。
どちらも結果的には過失となっているが、これで2年続けて騎手から禁止薬物が検出されたことになる。JRAは再発防止に向け、今後ますます管理体制を強めることになりそうだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……