GJ > 競馬ニュース > 石川裕紀人、ダービー初騎乗
NEW

石川裕紀人騎手、ダービー初騎乗にまさかのブーイング!? 若手の「爆逃げ」が鍵を握る可能性も……ある?

【この記事のキーワード】, ,
keiba0210gjxs.jpg

 デビュー3年目の石川裕紀人騎手(美浦)が今月29日の日本ダービー(G1)にイモータルで出走。ダービー初騎乗となる。

 ホースマンの夢であるダービーに、若手のうちから騎乗できるのは非常に貴重な経験となるだろう。今年は現段階で21勝を記録し、全国リーディングでも16位につけるなど活躍中の石川騎手。ダービーに騎乗しても何ら不思議ではない成績を残している「東のホープ」だ。

 しかし、競馬ファンの間ではこの決定に祝福の声は少ないのが現状。ダービーデビューというのは基本、ファンからも大きな祝福されるのが通例なのだが、今回に限っていったい何故……。

 実は石川騎手、今年の春のG1でも騎乗馬に恵まれてはいるのだが、すでに2度も「やらかしている」のだ。

 一度目は皐月賞。17番人気リスペクトアースで出走した石川騎手だが、1000m通過が58秒4というハイペースでかっ飛ばしたが、第3コーナーを迎えるころには早々失速。2番手で追走したリオンディーズにとっては、この時点で先頭になるとは想定できていなかったことだろう。

 さらにファンを驚かせたは15日のヴィクトリアマイルだ。これまで差し一辺倒だったレッドリヴェールを逃げさせ、先頭を狙ったスマートレイアーに競りかけていったのである。結果は直線で力尽きて14着大敗。

 一部ファンの間では「完全に鉄砲玉」「レースをぶっ壊した」「ダービーもやらかす」なんて意見もあるが、「初ダービーだし祝ってやろうぜ」「まだ若いからな」という声もある。ある意味大きなインパクトを残した副作用ということか。

 ちなみに、イモータルは金子真人ホールディングスが馬主だが、同馬主は今回のダービーにマカヒキ、プロディガルサン、マウントロブソンと4頭を出走させる予定。特に主役の1頭であるマカヒキが後方一気の馬だけに、ここまで「爆逃げ」が続いている石川騎手を”ラビット”にするつもりでは……という声すらある。

 イモータルは逃げ馬ではないのでそのようなことはないだろう……いや、ヴィクトリアマイルでレッドリヴェールを逃げさせてるし……。なんとも悩ましい。石川騎手の騎乗が、案外ダービーの鍵を握っているかもしれない。

石川裕紀人騎手、ダービー初騎乗にまさかのブーイング!? 若手の「爆逃げ」が鍵を握る可能性も……ある?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛