
岩田康誠騎手から引き継がれた「ミスターピンク」帽の呪い! 蛯名正義騎手は日本ダービー(G1)での「大逆転」に向けて運気を充電中!?

競馬は陸上などのトラック競技とは異なり、各馬が横一列でスタートし、ほとんどの場合コーナーを回るため、物理的に「内枠が有利」で「外枠が不利」なのはいうまでもない。
ところが、競馬の各レースの枠順は基本的に抽選によって決定されているため、当然ながら時には”運命の悪戯”のような「偏り」が発生する。内枠ばかりが引ければ最高だが、不利な外枠ばかりを引いてしまうと、どんな名騎手でもまったく勝てなくなってしまう状況に陥ることもあるくらいだ。
特に名誉や賞金の大きい「G1レース」で立て続けに大外枠に入ってしまうのは、騎手にとっていわば死活問題、競馬でも指折りの不幸な状況だといえる。
そして、そんな悲惨な目に遭ってしまった騎手のことを、同僚の騎手や競馬ファンは大外枠の8枠の色が「桃色」であることに掛けて、しばしば「ミスターピンク帽」などと揶揄しているのだ。
実は昨秋、まさにそのミスターピンク帽となってしまったのが、関西の岩田康誠騎手だった。
天皇賞・秋(G1)、エリザベス女王杯(G1)、ジャパンC(G1)と重要なビッグレースで尽く8枠のピンク帽をかぶることとなった岩田騎手。そのせいかはわからないが、昨秋から今年になってもまだG1どころか、重賞さえ勝てないスランプに陥っている。
だが、昨秋からまるで岩田騎手のミスターピンク帽という”厄”をきれいさっぱり引き継いでしまった不幸な騎手がいた。それこそが、昨年のジャパンCで岩田騎手と共に仲良く8枠のピンク帽をかぶっていた蛯名正義騎手である。
ミスターピンク帽の称号は、まるでそこで引継ぎが行なわれたかのように蛯名騎手が継承。ジャパンCだけでなく、年末の有馬記念(G1)でも見事に大外枠に入って苦戦を強いられた。
そして、蛯名騎手のミスターピンク帽ぶりは、今年になっても勢いが止まらない。
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