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2016.05.17 11:31

岩田康誠騎手から引き継がれた「ミスターピンク」帽の呪い! 蛯名正義騎手は日本ダービー(G1)での「大逆転」に向けて運気を充電中!?
編集部
春のG1シーズンが始まると、先月の皐月賞(G1)でさっそく大外枠の騎乗を強いられており、さらに今月に入ってもNHKマイルC(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)と目下2週連続でピンク帽をかぶり続けている。となると、今週のオークス(G1)で騎乗が想定されているフロンテアクイーンの枠順も気になるところだが……。
ただ、蛯名騎手が凄いところは、それでスランプに陥らないところだ。
昨年の有馬記念でも、12番人気だった牝馬のマリアライトであわや波乱演出かという4着に奮闘。さらに今年の皐月賞は大外18番枠の不利を跳ね返して、クラシック一冠目を奪取。皐月賞を大外の18番枠から勝ったのは1997年のサニーブライアン以来、19年ぶりのことだった。
不利な大外枠で結果を残し続ける蛯名騎手は、さすが同期生の武豊騎手と共に東西を代表するといわれている名手である。だが、不利なことに変わりはないし、蛯名騎手としても一刻も早くミスターピンク帽という”お鉢”を誰かに渡してしまいたいところだろう。
特に蛯名騎手は百歩譲って今週までは我慢するが、「来週の日本ダービー(G1)までには絶対に返上したい」と思っているはずだ。
多くの騎手にとって最高の名誉というだけでなく、蛯名騎手にとっての日本ダービーは、これまで2着が2回と、優勝にあと一歩届かない「悲願」のレース。今年は、世代を一歩リードする皐月賞馬のディーマジェスティで挑むことが決まっているだけに、力が入って当然だ。
そして、なによりもここ数年の日本ダービーは、とにかく1枠が好結果を残しているレース。そんな内枠が断然有利なレースで、まだミスターピンク帽でいるようでは目も当てられない。
「ここまでの大外枠は、来る日本ダービーで最内枠を引くため……」
これは筆者の勝手な思い込みだが、もしかしたら蛯名騎手はそう考え、今は運気を”充電”しているつもりなのではなかろうか。
ならば抽選である以上、確率的に蛯名騎手にそろそろ追い風が吹いてもいいはずだ。
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