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昨年「JRA史上最低のクソ騎乗」とされた福永祐一騎手の”責任”回避決定!? ビッグアーサー「調子悪すぎ」で負けても今回ばかりは馬のせい?

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 昨年のスプリンターズS後は、R.ムーア騎手とのコンビで挑んだ香港スプリント(G1)で大敗。この春は高松宮記念に向けて調整されていたが、2月に一度は入厩したものの右前脚の筋挫傷で再び休養することに。さらには復帰戦に想定されていたセントウルSも左前脚の蹄を痛めて回避している。

 昨年のスプリンターズSから呪われたように、アクシデントに次ぐアクシデントが起こり続けているビッグアーサー。藤岡健一調教師ら陣営も懸命な立て直しを図っているが、今のところ成果は見られないようだ。

「報道では8割程度の仕上がりと出ていますが、実際は5、6割といったところでしょうね。メディア各社も立場上、厳しいことが書けないんでしょうが、”本音”はたぶん『まったく仕上がってない』と思ってますよ。それくらい悪いです。仲間の記者には『ホントに(スプリンターズSに)出るの?』と聞かれたくらいですから。

能力的にはここでもNo.1を争う存在といえるでしょうが、昨年の勢いは見る影もありません。レースまで残り時間は限られていますけど、どこまで調子を戻せるのか……」(競馬記者)

 27日に栗東の坂路で行われた最終追い切りでは、単走で4ハロン52.3秒。全体時計としては悪くないが、最後の1ハロンは馬が苦しがって外側にヨレ続けたままゴール。タイムも13.5秒と直前の1ハロンよりも1.5秒も減速しており、最後はまさに「バタバタ」といった感じだった。

 実は1週前追い切りの追い切りでも、同じく栗東の坂路で4ハロン51.8秒。時計自体は優秀だが、ラスト1ハロンは13.8秒とバタバタ……。ラスト2ハロン目まで飛ばし、最後の1ハロンでどれだけ踏ん張れるかが、この馬の追い切りパターンであり、調子のバロメーターにもなっている以上、とても本来の走りとはいえない。

 同じ栗東の坂路で4ハロン50.0秒という破格の時計をマークしながら、最後の1ハロンも13.1秒で踏ん張った昨年の香港スプリントでの国内最終追いと比較すれば、本調子にないことは明らかだ。 

 これには見守った藤岡調教師も、当然ながら渋い顔だった。同日に臨んだ共同会見では「もう少し楽に動くかなと思ったのですが、最後はちょっと時計が掛かってしまいました」と最終追いの感想を語っている。さらに「一頓挫あったので、その調整遅れを取り戻すべく、頑張って走らせているんですけど……」と言葉を濁すシーンも。

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