GJ > 競馬ニュース > 東スポ2歳S(G3)がすごい  > 2ページ目
NEW

「JRA三冠馬候補」VS「アジア最強の弟」VS「渋い豪脚馬」が激突!? 東スポ2歳S(G3)が来年を占う空前のハイレベルに!

【この記事のキーワード】, ,

 オウケンムーンは前述の2頭のようないわゆる「良血」の類ではない。父は2008年の菊花賞馬オウケンブルースリ、母父エリシオという現代ではかなり長距離に寄りそうな血筋である。

 新馬戦はまったく期待されず8番人気で4着。この時点でも「意外といい脚を使う」という評価だったが、真価を発揮したのは続く新潟未勝利戦だった。新馬とは打って変わって3番手の好位につけたオウケンムーンは、直線に入って間もなく先頭に立ち、あとは突き放す一方。結局6馬身差をつけて勝利というインパクトの強いレースを見せた。

 無論、未勝利戦の相手関係から勝つだろうという予想がなされていたことや、下した馬のその後の戦績を見ても疑問はある。しかし、それでもなおあのパフォーマンスにはファンの気持ちを刺激するものがあり、渋い血統構成も競馬ファンには魅力。ここで評判馬をなぎ倒せば、一気にスター候補になり得る。出走するからには当然色気を見せるはずだ。

 いずれ劣らぬ未来の「スーパースター」の卵。ここで勝利することが来年のクラシック、G1戦線にすら関わりそうな雰囲気だけに、大きな注目を集めることは必至である。まずは無事にレースの日を迎えてもらいたい。

「JRA三冠馬候補」VS「アジア最強の弟」VS「渋い豪脚馬」が激突!? 東スポ2歳S(G3)が来年を占う空前のハイレベルに!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. JRA全面協力アニメ『群青のファンファーレ』が大コケ!? 『ウマ娘』の対抗馬として4月からスタートも、「話題」を殆ど耳にしないワケ
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. “懐かしき豪快馬主関口房朗のG1制覇”朝日杯フューチュリティステークスの記憶~フサイチリシャール~