GJ > 競馬ニュース > セイウン「前走度外視」
NEW

最近は馬主のほうが目立つが……スプリンターズS(G1)で春王者セイウンコウセイ「前走度外視」の強み?

【この記事のキーワード】, ,
最近は馬主のほうが目立つが......スプリンターズS(G1)で春王者セイウンコウセイ「前走度外視」の強み?の画像1セイウンコウセイ(JBISサーチ公式サイトより)

 秋G1の開幕を告げるスプリンターズS(G1)。レッドファルクスにダイアナヘイロー、ビッグアーサーなど王者の資質に足る存在が多く参戦する模様だが、「春の王者」はセイウンコウセイ(牡4、美浦・上原厩舎)だった。

 セイウンコウセイは今年初戦の淀短距離S(OP)を勝利すると、シルクロードS(G3)を2着して高松宮記念(G1)へ。5番人気だったが、稍重馬場を味方につけ、1・1/4差の完勝で初重賞制覇をG1で達成。昨年の渡月橋S(1600万下)でも重馬場で勝利しており、道悪巧者として一気に頂点へ駆け上がった。

 ただ、前走の函館SS(G3)では、2番手を追走し最後は失速の4着。王者としてはややその光に影が差す結果となってしまったことは事実だろう。群雄割拠のスプリント界を考えれば、「秋はまた別の王者が出る」と思ったファンも多かったのではないだろうか。

 ただ、レースを振り返ると、この時の環境がいかに「異常」だったかがよく理解できる。

「函館SSは夏の函館開幕週だったわけですが、500万下の芝2600mと1000万下の芝1200mでいきなりレコードが飛び出すなど、洋芝の函館では信じがたい高速馬場になり、大きな騒ぎとなりました。

セイウンコウセイに関しても、速すぎる馬場で逃げるシュウジの2番手を追走しましたが、前半32.2ではさすがに持たずに敗退となっています。今週の中山がどんな馬場状態になるのかははっきりしませんが、ここまで極端になることは稀でしょう。まさに”度外視”といえる前走内容ですね」(同)

最近は馬主のほうが目立つが……スプリンターズS(G1)で春王者セイウンコウセイ「前走度外視」の強み?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA崖っぷちジョッキー関西編~四位洋文・小牧太・鮫島良太・柴田未崎ほか~
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客