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武豊が「JRA暗黒時代」を証明? 7歳スマートレイア―の「鮮やかすぎる勝利」に一部では疑問も

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 9日に行われた京都大賞典(G2)は、武豊騎乗のスマートレイア―が後方待機から一気の末脚でシュヴァルグラン、ミッキーロケットらを振り切り勝利した。

 この勝利でG2競走100勝を達成した武騎手だが、同一重賞最多となるV9という得意レースとあって、インコースから絶妙なタイミングでスペースを突いた騎乗は見事という他なく、ファンの間でも「神騎乗すぎる」「武さん天才すぎ」など絶賛のコメントが相次いでいる。

 これでエリザベス女王杯にも弾みがついたスマートレイア―だが、2.2倍の1番人気に推されたシュヴァルグランは得意の舞台でまさかの3着と結果を残せず。2番人気サウンズオブアースも13着大敗と見せ場すらなかった。

 実力は多くのファンが認めるとはいえ、強豪集うG2で7歳牝馬が勝利したことで、レースレベルを疑う声も出てしまっている。

「もちろんシュヴァルグランは休み明けですし、外から脚を伸ばすあの展開で3着というのは実力のある証拠。大目標であるジャパンCでは要注意な存在であることに変わりありません。しかし、ミッキーロケットなど今後を担う馬がスマートレイア―にあまりにも鮮やかにやられてしまった事実に、ショックを受けるファンは多かったということです。現役トップクラスのサトノダイヤモンドが凱旋門賞で敗れたことで日本競馬のレベルを問う声が多くなっているだけに、過剰な反応とも考えられますが」(競馬記者)

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