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2017.10.04 10:43

キタサンブラック「来年も現役」の可能性はどれほど? ファンが望む「未踏の三連覇」の期待
編集部

今年の大阪杯、天皇賞・春を制覇し、現役「最強」の称号を得ているキタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)。秋は天皇賞→ジャパンC→有馬記念と「古馬王道三冠」に出走の予定だ。
高い操縦性とタフネスを武器に、ここまでG1競走5勝。仮に秋王道をすべて制覇した場合、史上最多となる「JRAG1競走8勝」という未踏の新記録を達成することになる。また、この記録は「来年も現役を続ければ」飛躍的に可能性が高まる。
ファンの間で注目されているのが、キタサンブラックが「来年も走るのか」という点だ。すでに5歳で複数のG1を勝利している現状、今年の有馬記念をもって引退、となっても不思議ではない。そして、もともとはその予定もあったようだ。
しかし今年4月の大阪杯勝利後、会見でオーナーの北島三郎は「今年の引退はやめました。馬も元気なら現役続行、皆様の為に走り続けて欲しい。ファンの皆さんに喜んで頂く事をしないと、引退はやめておこうかなと」とコメントし、来年も現役で走り続ける意志を示した。これにより、トラブルがなければ来年もキタサンブラックの走りを堪能できると多くのファンは歓喜したわけだ。
しかし、夏の宝塚記念をまさかの9着完敗をしたことで状況は暗転する。一昨年の日本ダービー以来の惨敗で、一時は予定されていた凱旋門賞挑戦もなくなり、北島オーナーのトーンも下がってしまった印象だ。
もし、秋の3戦でも宝塚記念のような惨敗が続けば……今年いっぱいの引退も十分にあるのではという意見も多い。北島オーナーキタサンブラックを非常にかわいがっており、惨敗を繰り返すようなら「親心」を見せるかもしれない。すでに実績は十分、種牡馬入りも”当確”の状況だ。
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