
武豊キタサンブラック「天皇賞も惨敗」フラグ? サトノダイヤモンド撃沈で囁かれる「アノレース」の反動

現地時間10日の仏G2フォワ賞を4着完敗したサトノダイヤモンド。道中をサトノノブレスのエスコートで2番手を追走したが直線でまったく伸びず欧州馬に完敗。本番の凱旋門賞に向けこれ以上ない不安を露呈してしまった。
当時のシャンティイ競馬場はこれ以上ないほど重い馬場だったということもあり、対応できなかったという声もある。もともとディープインパクト産駒に欧州馬場は基本的に向かないという論調も多いため、それがモロに的中してしまった印象も否めない。
だが、それにしたって負けすぎだろう、という声もあるのは事実。オルフェーヴル級とはいわないが、サトノダイヤモンドが現役最強の1頭であることは紛れもない事実。この結果を「日本競馬そのもののレベル」とすれば、そこで話が終わってしまうのだが……。
一方、一部では「あのレースの反動では」という声もある。
「春の天皇賞ですね。同レースはキタサンブラックが3:12.5のレコードタイムを叩き出し、ディープインパクトの記録を超えたレース。サトノダイヤモンドも0.2秒差の3着でしたが、レコードを出すようなレースでの反動があったのでは、という声が多いんです。
その後キタサンブラックは宝塚記念で9着惨敗でしたが、サトノダイヤモンドも大敗を喫してしまいました。もともと2013年のフェノーメノなども天皇賞の激走勝利後に一時精彩を欠くなどしており、3200mという長距離戦はやはりタフ。その影響が尾を引いているのでは……という意見が出るのも自然でしょう」(記者)
無論これが事実だとしても一要因に過ぎないが、実際に天皇賞・春の上位で現役最強クラスの2頭が揃って惨敗したという事実は揺るぎない。長く響くダメージが淀の3200mにはあるのかもしれない。
もしそのダメージがキタサンブラックにもまだ残っているとするならば……。秋の天皇賞の状態にも注視が必要かもしれない。宝塚記念の惨敗が「珍しく外枠だったから」というだけならいいのだが……。
PICK UP
Ranking
23:30更新川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは
JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬