【JBCスプリント展望】「武豊→森泰斗」でコパノリッキーG1「11勝」新記録なるか!? 「ダート替わり」での一撃狙うライバルに注意
11月3日に大井競馬場で、「地方競馬の祭典」JBC開催が「クラシック」「スプリント」「レディスクラシック」のG1競走豪華3本立てで行われる。その中でも今年は、コパノリッキー(牡7歳、栗東・村山明)が史上初となるG1競走11勝の大記録を目指して出走するJBCスプリント(G1)が話題となっている。
今年に入って不調だったコパノリッキーだが、かしわ記念(G1)で復活勝利を見せ、続くマイルチャンピオンシップ南部杯(G1)でも快勝をするなどG1競走2連勝。当初、陣営はチャンピオンズC(G1)に向かうことを明言していたものの、急遽JBCクラシックへの参戦が決まった。
30戦のキャリアを持つコパノリッキーだが、電撃戦である1200m競走は初出走。さらに鞍上を務めるのも初タッグとなる森泰斗騎手だ。ローテーションを崩し、さらに距離、騎手ともに”初物揃い”で臨むことになったコパノリッキー。不安材料は数あれども陣営が出走を決めたのは、”それでも勝てる”という同馬に対する自信の表れなのだろうか。
コパノリッキーは30日、栗東のCWコースにて単走で最終追い切り。6F85秒8-12秒6と好調なタイムを記録している。「デイリースポーツ」の取材に対し、同馬を管理する村山調教師は「動きは良かったと思いますし、使った上積みも、いくらかあると思います」と出来栄えには満足気。今回は1200m戦だが、マイルは得意な馬だと語った上で「長い距離よりスピードを生かせる短いところで。うまく流れに乗れるか」と期待を込めた。
年内での引退、繁殖牡馬入りを発表しているコパノリッキー。史上最多となるG1競走11勝(地方交流含む)を達成できるのかが注目されている。
そのコパノリッキーの偉業を阻止しようと立ちふさがるのが「ダートスプリント馬」たちだ。
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