GJ > 競馬ニュース > 藤田菜七子、騎乗停止明けで勝利
NEW

JRA藤田菜七子が騎乗停止明け2戦目で勝利!「ほぼ理想」と振り返る渾身のレースで見せた”思い切り”の良さ

【この記事のキーワード】, ,
JRA藤田菜七子が騎乗停止明け2戦目で勝利! 「ほぼ理想」と振り返る渾身のレースで見せた思い切りの良さの画像1

「描いた位置より道中は少し後ろでしたが、ほぼ理想のレース。最後まで馬も頑張って伸びてくれました」

 福島第2レース3歳上500万下(ダート1700m)で、今年13勝目をあげた藤田菜七子騎手は、「デイリースポーツ」の取材に満面の笑みで応えた。

 デビュー以来、初となる騎乗停止処分を受け、復帰2戦目となった同レース。5番人気に支持されたシトロプシスに騎乗した菜七子騎手は、最後の直線を迎えると大外から一気にまくり、先を行く戸崎圭太騎手のカリーニョミノルをハナ差で交わして勝利。騎乗停止の影響を微塵も感じさせない見事な騎乗を見せている。

「今年、菜七子騎手はダートで積極的に逃げ、そのまま押し切るというレーススタイルが目立ちました。ですが、今回はきっちりと馬を抑えて差し切っています。馬群をさばく技術はまだ有力騎手には劣るでしょう。ですが、それならば”はじめから外で勝負”と割り切ったかのような騎乗ができる思い切りのよさは、今後も十分に武器になると思います」(記者)

 昨年はJRAとしては16年ぶりとなる女性騎手として、「藤田菜七子フィーバー」が巻き起こったものの、高い壁に跳ね返され続けた結果、いつしか沈静化。「人気先行」と彼女を揶揄する声も上がった。だが今年は、その評価を覆すかのように勝利を重ね、JRA女性騎手の年間最多勝利記録を20年ぶりに更新。菜七子騎手が、これからどれだけ記録を伸ばすことができるのかも注目されている。

JRA藤田菜七子が騎乗停止明け2戦目で勝利!「ほぼ理想」と振り返る渾身のレースで見せた”思い切り”の良さのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
  2. 「そういえば、ビリーヴは牝馬やったな」から20年…「JRA賞」の栄誉は孫世代へ
  3. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  4. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客