真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.17 18:14

マイルCS(G1)で超地味な春王者サトノアラジン……「雨」「内枠」に続き不運の「川田将雅騎手」も重なり数え役満?
編集部

マイルCS(G1)は、いわずもがな秋のマイル王決定戦だ。しかし、何故か「春の王者」の名前がほとんど挙がってこない。
サトノアラジン(牡6 栗東・池江厩舎)は、6歳にして初のG1制覇を今年の安田記念(G1)で成し遂げた。オーナーも陣営もセールの段階からこの馬に惚れこんでいたというほどの期待、そして良血馬の使命に応えてみせたわけだ。
秋緒戦の毎日王冠も、勝ち馬リアルスティールにあわやの2着。距離が1800mに伸びても勝ち負けをした事実は、同馬の並外れたポテンシャルを示すものとなった。
ただ、それでもやはり「地味」である。
前走天皇賞・秋は、後方待機から何もできないままに最下位敗退。歴史的不良馬場で開催され、もともと重い馬場が苦手だった点を考えれば仕方ないのだが、勇躍の2000m挑戦で何もできなかったインパクトはやはり大きい。
そして、今週の京都は土曜が「雨」模様。曇りマークの日曜にどこまで回復するのかはわからないが「パンパンの良馬場でこそ」のイメージがある同馬からすると、やはり小さくない不安要素として見られてしまう。
さらに、16日に発表された枠順は3枠5番。これまで外枠で力を発揮する機会が多かっただけに、これも大きな不安だ。まさに数え役満である。
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは