真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.05 14:10

サトノ軍団の「神通力」消滅!? 毎日王冠サトノアラジンの鍵は運と天
編集部

今年の安田記念で悲願のG1初制覇を達成したサトノアラジン(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。これまで幾度もG1で1人気に支持されるも壁に跳ね返されていたが、ついに大輪の花を咲かせた。勢いそのまま、今週開催の毎日王冠(G2)に向かい、本番の天皇賞(秋)へはずみをつけたいところだろう。
同馬のオーナーである里見治氏は昨年、所有馬のサトノダイヤモンドが菊花賞(G1)を制して馬主歴24年8カ月目で悲願のG1初制覇を達成。これを皮切りに、サトノクラウンが香港ヴァーズ(G1)、サトノアレスが朝日フューチュリティ(G1)、暮れの有馬記念(G1)でもサトノダイヤモンドがそれぞれ優勝。今年に入っても、サトノアラジンが安田記念を制し、さらにサトノクラウンが宝塚記念(G1)でキタサンブラックやシュヴァルグランらを下して栄冠に輝いている。
里見氏はもともと良血馬を多く所有していたこともあり、G1制覇も時間の問題と思われていた。だが、約25年間も制覇できなかったG1をここ1年で5勝もあげる怒涛の勢いには驚きを禁じ得ない。この間、里見氏はディープインパクトらを所有した金子真人オーナー以上に「流れ」に乗っていたのはたしかだろう。
「ですが、里見氏を”競馬界の顔”に押し上げた立役者のサトノダイヤモンドが、今年は阪神大賞典(G2)の1勝にとどまり、さらにフォワ賞(G2)、凱旋門賞(G1)で続けて惨敗。ここからサトノ軍団の神通力にも陰りが見え始める可能性もあります。この嫌な流れを断ち切るためにも、サトノアラジンには毎日王冠での好走が期待されますね」(記者)
PICK UP
Ranking
5:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……