真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.24 14:22

天皇賞サトノアラジンの距離不安は「ゼロ」!? 陣営の「超絶自信発言」とオーナーのひと目惚れ
編集部

29日の天皇賞・秋(G1)で、悩ましい1頭といえるのがサトノアラジン(牡6 栗東・池江厩舎)だ。
昨年5歳にして初めて重賞を2勝すると、今年に入ってからは初戦の京王杯スプリングCこそ9着惨敗も、本番の安田記念では上がり33.5の鬼脚を駆使してG1初制覇を遂げる。春のマイル王として秋初戦に挑んだ毎日王冠では、距離延長が不安視されたものの、上がり最速32.6の末脚を披露し、リアルスティールとの叩き合いの末2着。1800mでもトップクラスにあることを示した。
さあ、次はいよいよ天皇賞の2000m。1800mで好走したとはいえ、さらに200m伸びたらどうなるのか……。2000m以上を走るのは一昨年の香港C以来で、国内では2014年の菊花賞にまでさかのぼる。さすがに疑いの目が向けられてしまうが……。
「東京適性は確かですし、いよいよ充実期に入った今なら2000mもギリギリこなせるんじゃないでしょうか。もちろん全幅の信頼とはいきませんが、もともと里見治オーナーと陣営がひと目惚れした馬ですし、期待は非常に高いです」(現場記者)
陣営もオーナーも非常に期待しているサトノアラジン。確かに毎日王冠の末脚は非常に鋭く、良馬場であればキタサンブラックら強豪の喉元に刃が届く可能性もあるかもしれない。
そして、何より陣営が自信満々だ。
「『コーナーが少ない』ということで、東京競馬場の距離延長ならまったく心配ないと断言していたようです。前走の走りを見れば確かにそう思っても不思議ではありませんよね。サトノアラジンとしても今後の種牡馬入りを見据えると違う距離での勝利は大きな価値につながります。あとは枠順ですかね」(同)
外枠での好走歴が非常に多いサトノアラジン。あとは運が向くだけといったところか。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆