武豊キタサンブラック「全勝」確実!? ノリにノル女王・桃井はるこが注目するのは「あの外国血統」!

――名実ともに最強馬の称号を手に引退してほしいというわけですね。では、それに続く2番手は?
桃井:なかなか難しいんですけど、あえてのマカヒキです。天皇賞・秋は9番人気ながらも5着と馬券圏内に入りました。ここにきてようやく復活の兆しが出てきた気がします。
前走は不良馬場で行われたため、2000mではなく実質は2400mレースだったと考えていいはずです。事実、前走の上位陣は2400mで好走した経験を持つ馬で占められていましたからね。2400mのジャパンカップでも距離の不安はなく、一昨年はマカヒキと同じくフレンチデピュティを母父に持つショウナンパンドラが牝馬ながら勝利しているため、血統的にもコースとの相性はいいはずです。
ここ最近、マイルチャンピオンシップをペルシアンナイト、エリザベス女王杯(G1)をモズカッチャン、そして秋華賞(G1)をディアドラが勝利するなど、良馬場でも重馬場でも苦にしないハービンジャー産駒の活躍が目立ちます。以前まではここまで活躍はしていなかったので、これは馬場状態が影響していると思っているんです。海外を意識しているためか、馬場を柔らかめに仕上げている気がするんですよね。そういう馬場にはフレンチデピュティの血統を持つ馬も相性がいいと思います。
東京競馬場の最後の長い直線で前を行くキタサンブラックにマカヒキが後ろから迫って、迫って……、でも僅差で敗れる。そんな想像をしています。
――最終週で馬場も荒れているため、パワーも必要ですからね。

桃井:そうなんです! その線で考えると、同じく母父にフレンチデピュティを持つレインボーラインにも注目しています。前走の天皇賞・秋ではキタサンブラックとサトノクラウンに次いで3着と、上り調子なのは間違いないです。
騎手は岩田康誠騎手が予定されています。ジャパンカップは東京競馬場での開催にもかかわらず、関東の騎手が上位に入ることが少なく、なぜか関西所属、外国人騎手が多いんですよ。好走を期待しています。
そしてデムーロ騎手の騎乗が発表されたサトノクラウンも期待大。前走ではキタサンブラックに競り負けてしまいましたが、あわやという好勝負を演じてくれました。鞍上のデムーロ騎手は絶好調ですし、馬券圏内は堅いのではないでしょうか。
――なるほど。
桃井:最後にもう1頭! ドイツからの刺客、ギニョールに注目しています。
ギニョールはドイツG1で5戦3勝と実績十分。父馬であるケープクロスの産駒には、イギリスクラシック二冠に輝き、09年の凱旋門賞も勝利したシーザスターズ、一昨年前の凱旋門賞馬ゴールデンホーンなど名だたる名馬がいます。
そしてディープインパクトが勝った2006年のジャパンカップで3着に入ったウィジャボード、また09年のダービー馬であるロジユニヴァースの母父でもあるんですよ。日本の競馬場とも相性は上々だと思います。ドイツ血統を侮ると痛い目にあうのでは?
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