
2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
第2位「もういいでしょう」

第2位には浜中俊騎手の思わず出た一言がランクイン。昨年のマイルCSのゴール前で騎乗馬のミッキーアイルが大きく斜行。審議の結果、降着はなく勝つには勝ったが、浜中騎手には23日間という異例の騎乗停止が言い渡された。このレースは現行の審議ルールに対する大きな疑問を呼び、ファンの間でも「やったもん勝ち」と問題視されることに……。
それから約4カ月。一時は関西の若手騎手として「ポスト武豊」の筆頭候補にあった浜中騎手だったが、あの一件以来ダーディなイメージが付いてしまう。そんな中、3月の桜花賞トライアル・フィリーズレビューでまたも斜行。大舞台での度重なる斜行につき「また浜中か」となったが、最もそう感じていたのは他ならぬ本人だったか……レース後、取材したメディアに対して「もういいでしょう」と一言残して去ったという。
これをメディアが、そのまま報じたことで炎上。結局、レーヌミノルは池添謙一騎手に乗り替わりとなり、浜中騎手にとっては皮肉なことに桜花賞を勝ってしまった……。
第3位「武豊不倫」
11月、競馬界の大スター武豊騎手の不倫スキャンダルが『フライデー』(講談社)によって報じられ、競馬界に激震が走った。お相手はキャスターの小浦愛。京都の路上での「熱烈キス写真」が掲載され、最後は妻である佐野量子も巻き込んでの騒動となった。
さらに間の悪いことに、武豊騎手が報道直前の調教中に落馬負傷。エリザベス女王杯を始めとした当週の騎乗を急遽キャンセルする事態に発展。ネット上では「上の空だったか」や「スキャンダル逃れの雲隠れ」など様々な疑惑が持ち上がった。
結果的に、武豊騎手は次週のマイルCSのエアスピネルも降板させられることに。窮地に追い込まれかけたが、翌週の京都2歳Sで重賞制覇。ジャパンCでもキタサンブラックで3着するなど結果でアピールした。また、マイルCSでエアスピネルを破ったM.デムーロ騎手に「いい仕事したね」と声を掛けるなど、いつもの強気な口調も戻ってきた。
PICK UP
Ranking
17:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負