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2017.12.02 11:23

2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
編集部
第10位「ハービンジャー」
2010年のキングジョージ6世&QESを11馬身差のレコードで圧勝し、鳴り物入り種牡馬として日本に輸入された「ハービンジャー」。産駒がデビューした2014年以降、3年間は鳴かず飛ばずで「失敗作」と囁かれていたが、今年になって大きな飛躍を果たした。
中でも、この秋は秋華賞でディアドラがハービンジャー産駒として初のG1制覇を飾ると、モズカッチャンのエリザベス女王杯、ペルシアンナイトのマイルCSと産駒がG1を連勝。リーディングサイヤー争いでも6位につけ存在感を放っている。
その活躍を受け、来年の種付け料も250万円から350万円にアップ。導入当初の400万円にあと一歩というところまで地位を回復した。ノーザンダンサー系の種牡馬としてディープインパクト、キングカメハメハという「2大巨頭」の繁殖牝馬に交配しやすいのが強み。大舞台で今後ますますその名を見かけるシーンが増えるかもしれない。
<次点>
他にもスパルタ調教で話題になった「坂路3本乗り」などのキタサンブラック関連や、台風の影響で菊花賞と天皇賞・秋で起こった「歴史的不良馬場」、無難だが着実な騎乗が目立つルメール騎手を”フランスの福永祐一”と揶揄したネット造語「仏永」、ヴィブロス・シュヴァルグランといった所有馬が今年も大活躍した「大魔神」などが候補として上がったが、知名度や今年になって注目された単語などを重視した結果、惜しくも次点となった。
果たして、今後どのようなパワーワードが生み出されるのか。リアルなドラマ「競馬」はここから有馬記念に向けて、さらに高い注目を集めることになる。
(文=編集部)
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