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JRA芝勢に肉迫の「地方ダート馬」爆誕!? 重賞挑戦でまさかの「実績馬越え」の衝撃

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 2日に開催されたチャレンジC(G3)。中距離重賞として毎年それなりのメンバーが集まることで知られるが、今年このレースに「地方所属」佐賀競馬の馬が参戦した。

 その名はスーパーマックス。地元佐賀では無敗の3歳馬だが、勝利はすべて「ダート」である。地方競馬はほぼダートだらけなのでこうした戦績になるのは当然。本来ならJRAダート重賞に挑戦、というところがポピュラーなのだろうが、スーパーマックス陣営は芝のチャレンジCを選択した。適性を感じていたということだろう。ちなみに父は、勝ち上がりのよさで注目を集めるリーチザクラウンだ。

 血統的には芝でも走れそう、という評価もできなくはないが、如何せん地方と中央である。ダートにおいても近年の交流重賞を見れば一目瞭然であるように、中央と地方馬の差はここ10年でも埋められない差を感じさせる。

 そんな中、中央の主流である芝の重賞に参戦したスーパーマックス。人気は12頭立て11番人気と当然ながら低評価だった。サトノクロニクルやデニムアンドルビーなど、ライバルたちとは大きく水をあけられた。「そもそもレースになるのか」という声もあった。

 ところが、である。

 レースで中団前目につけたスーパーマックスは、3コーナー、4コーナーで上がってくる各馬に前を譲り後方4番手に後退。「ああもう終わった」と思ったファンも多かっただろう。しかし、直線に入るとインコースからジリジリと脚を伸ばす。レースではすでに上位4頭が抜け出してトップ争いを演じており勝ち負けはできなかったが、最終的に5着に食い込んでみせたのだ。

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