真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.18 15:40

武豊の「有馬記念の悲壮イメージ」に驚き……競馬の第一人者の発言に見る「ホープフルS締め」への疑問
編集部

24日の有馬記念(G1)で、断然の1番人気になることが予想されるキタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)。史上最多タイとなるJRA・G1競走7勝の大記録がかかるが、主戦である武豊騎手も気合いは同じだ。
キタサンブラックのラストランということで「グランプリでファン投票1位は4期連続かな。ホントに人気がある馬。ここまで頑張ってきたんだから、勝たせてあげたいと思う」と「スポニチ」のインタビューで語った武騎手。過去にオグリキャップ、ディープインパクトで勝利したこの舞台。同じくスターホースであるキタサンブラックも勝利に導きそうな「天運」は持っているように思えてならないが……。
そんな武騎手が、同インタビューで有馬記念の「イメージ」について語った。
武騎手は「お客さんの目の色が違う。血走っている人もいますよね」としており、「ダービーの日の東京のスタンドはお祭りのような空気だけど、有馬記念の中山は違う。どこか悲壮感がある。日本的でいい感じですよ」などとコメント。同じく競馬界の最重要行事である日本ダービーとの雰囲気の違いを語った。
「有馬記念は1年の締めですし、人によっては『これまでの負けを取り返す』という人もいるでしょうし、ボーナスの時期ということで『ここで大勝負』と考えている人も少なくはないでしょう。
『競馬の祭典』である日本ダービーに比べ、より『勝負』の匂いが強いということではないでしょうか。あの大観衆を30年も味わい続けている武騎手ですし、その印象は正しいと思いますね」(現場記者)
今年の最後、いい思いをしたいと思うのは誰だった同じ。いつもの馬券より気持ちも入るファンが多いのは間違いないだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは