GJ > 競馬ニュース > 有馬記念でステイゴールドの血が爆発?
NEW

有馬記念(G1)でステイゴールドの血が爆発? レインボーラインが「4歳筆頭」として大舞台に

【この記事のキーワード】,
有馬記念(G1)でステイゴールドの血が爆発? レインボーラインが「4歳筆頭」として大舞台にの画像1

 年の瀬の大一番、有馬記念(G1中山競馬場・芝2500メートル)が今週末に開催される。ここで並み居る有力馬たちに割って入る乾坤一擲の走りを期待されるのが、レインボーライン(牡4歳、栗東・浅見秀一厩舎)だ。

 前走のジャパンカップ(G1)では、出足がつかず最後方から苦しい展開となったものの、直線では上がり最速の脚を見せて、サトノクラウン、ソウルスターリングらに先着の6着。前を行くキタサンブラックとシュヴァルグランらには届かなかったものの、最終週開催の荒れた馬場で一定の存在感を示してみせた。

「レインボーラインは今年勝ちこそありませんが、稀に見る不良馬場で開催された天皇賞・秋(G1)で3着と好走するなど、道悪巧者として知られています。菊花賞で2着に入るなど、中長距離のレースで好走することが多く2500mの距離も苦にすることはないでしょう。有馬記念は荒れたタフな馬場で開催されるためスタミナとパワーが要求されますが、秋以降調子もあげている同馬にとってその悪環境は悪くないのでは」(記者)

 今年の有馬記念ではサトノダイヤモンド、マカヒキらが回避したため、出走を予定している4歳勢は同馬とシャケトラのみ。世代を代表する有力馬たちが出ていないのは寂しい限りだが、レインボーラインにとっては世代トップへ躍り出るチャンスともいえるだろう。

「さらにレインボーラインの父馬はステイゴールド。ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップと一時春秋グランプリはステイゴールド産駒の独壇場という時代がありました。血統的には有馬記念向きと言ってもいいでしょう。

 昨年はその血統背景から来る期待もあったためか、レインボーラインは早々に有馬記念出走を表明。しかし1年を通して休みらしい休みがなかったため疲労がたまっており、結局は出走を見送っていました。今年は夏に放牧を挟むなど、比較的余裕を持ったローテーションで有馬記念に向かえます。血統的背景と競馬場適性から見れば、十分期待が持てるのではないでしょうか?」(競馬誌ライター)

 早くからその素質が評価されるもなかなか勝利という明確な結果に結びつかなかったレインボーライン。ここで大輪の花を咲かせることができるのだろうか? 好走を期待したい。

有馬記念(G1)でステイゴールドの血が爆発? レインボーラインが「4歳筆頭」として大舞台にのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. JRA川田将雅10年前の「トラウマ」をダノンザキッドが解放!? 皐月賞(G1)で取り戻す「サイボーグ化」で奪われた満面の笑み
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 武豊「爆弾発言」にインタビュアーもタジタジ、今村聖奈ら「6人騎乗停止」で蒸し返されたアンラッキーな被害者
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!