GJ > 競馬ニュース > 「3歳馬」勝利確実!?
NEW

今年の有馬記念(G1)「3歳馬」勝利確実!? 最強スワーヴリチャードが”世代交代”を告げる「有馬記念の法則」とは

【この記事のキーワード】, ,
今年の有馬記念(G1)「3歳馬」勝利確実!? 最強スワーヴリチャードが世代交代を告げる「有馬記念の法則」とはの画像1スワーヴリチャード(競馬つらつらより)

 もう誰も、今年の3歳馬が弱いなどとは言わないだろう。いや、「強い3歳馬」を代表してスワーヴリチャード(牡3歳、栗東。庄野靖志厩舎)が、年末の大一番・有馬記念(G1)で堂々の世代交代を告げる。

 異例の超スローペースとなった日本ダービー(G1)の勝ち時計が、前年よりも2.9秒も遅かったことや、夏に条件戦を勝ち上がった馬が少なかったことで、何かとその実力を不安視されていた今年の3歳世代。

 しかし、秋が深まるにつれてトップクラスが古馬と戦う機会も増えると、一気に頭角を現す。10月終わりのスワンS(G2)で3歳馬のサングレーザーが勝利したことを皮切りに、怒涛の重賞ラッシュ。気が付けば、先週(12月17日)までに「10」も古馬混合重賞を制している。その詳細は、下記の通りだ。

今年の有馬記念(G1)「3歳馬」勝利確実!? 最強スワーヴリチャードが世代交代を告げる「有馬記念の法則」とはの画像2

 上記の表を見てもわかる通り、今年の3歳世代をブレイクさせたのは、何といってもこの秋「神騎乗」を連発したM.デムーロ騎手だ。スワーヴリチャードとのアルゼンチン共和国杯(G2)も然ることながら、エリザベス女王杯(G1)、マイルCS(G1)の連勝は見事の一言。「3歳馬」+「ミルコ」は今や鬼に金棒、勝利の方程式と呼んでも過言ではないだろう。

 そんな最高のパートナーを得て、年末のグランプリに参戦するスワーヴリチャード。

 完勝を飾ったアルゼンチン共和国杯だけでなく、春の日本ダービー(G1)で3/4馬身差の接戦を演じたレイデオロが、ジャパンC(G1)でキタサンブラックに先着を果たしているのだから、この馬の能力が古馬の壁に跳ね返されるというのは考えづらい。それどころか現役王者を退けての「世代交代」というシーンも充分に考えられる強豪だ。

 ただ、そんなダービー2着馬にも不安がないわけではない。

今年の有馬記念(G1)「3歳馬」勝利確実!? 最強スワーヴリチャードが”世代交代”を告げる「有馬記念の法則」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA種牡馬フィエールマン「二軍スタート」の冷遇に疑問の声……実績はコントレイルに次ぐNo.2も問われる「3000m級」G1の価値
  4. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  5. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬