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今年の有馬記念(G1)「3歳馬」勝利確実!? 最強スワーヴリチャードが”世代交代”を告げる「有馬記念の法則」とは

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「この馬の場合、今回の最大の課題は中山コースへの対応でしょうね。右回りに課題があり、唯一連対を外したレースも中山の皐月賞でした。

ハーツクライの産駒らしく走りは雄大で、如何にも東京向きといった感じ。ダービーでややもたついてレイデオロを差し損ねたように、エンジンの掛かりが遅いのも、中山では気になりますね。決して器用な馬ではありませんし、馬群の中でごちゃつく展開になれば最悪、何も出来ずに敗れる可能性すらあります」(競馬ライター)

 確かに皐月賞のレース後には、鞍上の四位洋文騎手、庄野靖志調教師ともに「ずっと右手前で走っていた」と口を揃えている。

 実際に、この秋もシュヴァルグランがジャパンCを勝利するなど、今やディープインパクト、キングカメハメハに次ぐ「第3の種牡馬」としての地位を固めつつあるハーツクライだが、実は国内のG1制覇はすべて「東京コース」に限られているのが大きな特徴だ。ダービー2着の本馬も、東京コースがベストであることは明らかだろう。

 しかし、先週行われた有馬記念の1週前追い切りでは、確かな進境が見られた。

 栗東のCウッドコースを6ハロン79.0秒、ラスト11.8秒という破格の時計で走り抜けたスワーヴリチャード。跨ったデムーロ騎手も「とても良い」と手放しで称賛。そして何よりも「手前を替えていたし、右回りも気にならない」と好感触を掴んだことは大きい。

 ただ、これでレースは大丈夫と全幅の信頼を置くのは、やや早計か。本馬に限らず、調教で出来ていたことが、本番で出来ない馬は数多くいる。手前替えに不安がある以上、意図的に外々を回る展開になる可能性もありそうだ。直線の短い中山で、強敵相手にそれではさすがに厳しい。

 とはいえ、来年に控える春古馬3冠はすべて右回り。ここは本馬にとって”サウスポー返上”に向けた、極めて重要な試金石となりそうだ。年間G1最多勝記録の更新が掛かるM.デムーロ騎手の手綱にも要注目だろう。

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