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暴走ダノンマジェスティに「豪腕」が騎乗でショック療法!? 「大井時代」が生かされる?

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 4日のきさらぎ賞(G3)で10頭立ての9着に惨敗したダノンマジェスティ(牡3 栗東・音無秀孝厩舎)。スタートから暴れ放題、抑えても首を動かし続け、3コーナー付近でいきなり進出するチグハグっぷり、最終コーナーではうまく回れず外に膨れ、そのまま馬群に沈んだ。

 能力は関係者の多くが認めるところだが、新馬戦で騎乗し勝利した和田竜二騎手は「(完成まで)時間がかかる」、M.デムーロ騎手は「乗りたくない」と語るほど気性に問題点があるダノンマジェスティ。新馬戦ではあまりにも豪快な大外一気での圧勝だったが、毎度この気性に悩まされるとなればジョッキーとしても及び腰になってしまうか。

 きさらぎ賞に関しては松若風馬騎手の騎乗に批判も多く、確かにまったく馬を御せていなかった部分もある。無論、やや不運だった部分もあるだろうが……。

 そんな「困ったちゃん」ダノンマジェスティの次走予定が決まった。そして次の「鞍上」も決定したという。

「3月の大寒桜賞で出直しを図るようです。中京2200mと距離が伸び、さらに気性面への不安はありますが、日本ダービーなどクラシックを見据える上では避けては通れない舞台といえるかもしれません。とはいえ、乗りたいジョッキーはなかなかいないように思いましたが……。

内田博幸騎手が騎乗することになるようです。内田騎手といえばJRA屈指の『豪腕』として知られており、内田騎手ならダノンマジェスティの大暴れを抑え切ることができる、という意図があるのかもしれません。

内田騎手は元大井競馬所属のレジェンドでした。ダノンマジェスティと同等の暴れ馬たちに騎乗し勝利を積み重ねた経験があります。一変に期待したいですね」(記者)

 まともにレースを運べさえすれば、能力はトップクラス、のはずだ。

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