真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.02.24 12:06

JRA尾形充弘調教師「800勝達成」で有終の美達成! 「史上最強世代」グラスワンダーで競馬界を彩った名匠が引退
編集部
今週末で2月の競馬開催も終了し、定年を迎える調教師が引退の時を迎えるが90年代を彩った「あの名馬」を管理した調教師も、ついに競馬サークルから姿を消すこととなった。
尾形充弘調教師は70歳となり、無事定年を迎えることになる。祖父が調教師顕彰者の尾形藤吉氏で、父・盛次も調教師という競馬一家に生まれたが、最初はそれを嫌がってシステムエンジニアとして会社員勤務。20代後半で調教助手としてのキャリアをスタートさせたある意味変わり種だ。
通算799勝、重賞24勝という堂々たる成績だが、やはりファンの記憶に鮮明に刻まれているのは”怪物グラスワンダー“だろう。
「朝日杯FSを圧勝、ケガなどに苦しめられながらも史上唯一の『グランプリ三連覇』を達成したグラスワンダーのファンは非常に多いですよね。
同期スペシャルウィークとの激闘、同じく外国産馬のエルコンドルパサーとのコンビなど、いまだ”史上最強”との呼び声高い世代の中核を担いました。
尾形調教師は『頑張り屋ゆえに痛さをも超えて走ってしまう』とグラスワンダーを評し、ケガと常に戦ってきた中で『きっちり結果を出してきたのには、この素直さ、真っ直ぐさ』と愛のあるコメントも残しています。
主戦の的場均騎手も語っていますが、尾形調教師にとっても『生涯最強の馬』だったのは間違いないですね」(競馬誌記者)
最近でもツクバアズマオー、ケイアイエレガントなどキラリと光る重賞ホースを送り出していた尾形調教師。グラスワンダー以後はG1制覇を果たすことはできなかった、それでも通算勝利数などは相当なものである。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは