GJ > 競馬ニュース > ダノンプレミアム
NEW

弥生賞(G2)ダノンプレミアムに「三冠馬ナリタブライアン」級の期待。異次元の強さを誇る2歳王者にとって今回が「皐月賞よりも危険」な理由

【この記事のキーワード】, ,
danonjbis.jpgダノンプレミアム(JBISサーチ公式サイトより)

「出るレースはしっかり仕上げて、全て勝ちたい」

 今年1月末に行われたJRA賞の授賞式。管理馬のダノンプレミアムで最優秀2歳牡馬を獲得した中内田充正調教師は、そう決意を新たにした。無論、それは最高勝率調教師を受賞した者としての責任を示す言葉でもあったが、同時に異次元のレースで世代の頂点に立った若きエースの「無限の可能性」に期待するからこそ出た言葉でもあったはずだ。

 ただ、師からそんな言葉が飛び出すのも不思議ではない。昨年末に行われた朝日杯フューチュリティS(G1)は、ただただダノンプレミアムと他馬との「明確な力の差」が浮き彫りになったようなレースだった。

 1枠1番という好枠から好スタートを決めたダノンプレミアムは、主戦の川田将雅騎手にやや促されると先頭を窺わんとするような抜群の加速を見せた。やや掛かり気味になりながらも行きたい馬を行かせる形のまま好位で折り合うと、最後の直線では集団からあっさりと抜け出した。

 先頭に立つのが早すぎたこともあり、川田騎手から4発ほどムチが飛ぶ。それに応えるように見る見る後続を突き放すダノンプレミアム。その状況をターフビジョンで確認した川田騎手は残り150mを切った辺りで、もう追うのをやめていた。最後は相棒の異次元の強さを称えるように首筋を撫でながらゴール。

 記録した上がり3ハロン33.6秒はメンバー最速。走破時計は従来の最速を1秒以上更新するレースレコード。後続に付けた3馬身半差は1984年のグレード制導入以降、ナリタブライアンと並ぶ史上最大着差だった。

弥生賞(G2)ダノンプレミアムに「三冠馬ナリタブライアン」級の期待。異次元の強さを誇る2歳王者にとって今回が「皐月賞よりも危険」な理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  5. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. JRA福永祐一が語ったM.デムーロ「致命的トラウマ」。オークス(G1)1番人気サークルオブライフ12着大敗に「これがあるから軸にできない」
  10. JRAファン感でルメール騎手が「ブチギレ」!? フランス語でまくし立て後輩騎手を”ガラス瓶”で殴打!顔面蒼白デムーロ騎手「ウソでしょ……」