ダノンプレミアムVSワグネリアンの牙城を崩す”有望株”続々「超ハイレベル」牡馬クラシック路線の「鍵」を握るのは意外にも……
昨年から、すでに「超ハイレベル」と評判高い牡馬クラシック戦線が、早くも8日のシンザン記念(G3)から幕が上がろうとしている。
昨年はホープフルSがG1昇格を果たし、朝日杯フューチュリティSと合わせて2頭の2歳王者が誕生した年となった。他にも、これらの2歳王者決定戦を回避して消耗を避けた有力馬も数多く控えており、今年は大きなスケールを感じさせる有望株が数多くひしめいている状況だ。
そこで今回は来たるクラシック戦線に向け、最有力候補と呼ばれる評判馬を中心に牡馬3冠路線の動向を占いたい。
ダノンプレミアム(栗東・中内田充正厩舎)
ダノンプレミアム(JBISサーチ公式サイトより)血統:ディープインパクト×Intikhab(母父)
戦績:3戦3勝
主な勝ち鞍:朝日杯フューチュリティS(G1)
ますは敬意を表して2歳王者から。いや、本馬の場合”あえて”気を遣わなくとも、最初に挙げるべき突き抜けた存在なのかもしれない。
結果的に朝日杯FSで1番人気に支持されるデビュー2戦の内容も然ることながら、この馬の評価をはね上げたのは、やはり破格のレコードで勝利した2歳王者決定戦だ。
好位から楽に抜け出し、ステルヴィオ、タワーオブロンドンといった強豪を相手に3馬身半差という決定的な差をつけての圧勝。記録した1:33.3は朝日杯FSが阪神で開催されるようになった2014年以降、リオンディーズが記録した1:34.4を1.1秒も更新するもの。馬場コンディションに恵まれたとはいえ、これは「規格外」と評価せざるを得ないだろう。
また、先に阪神外回りのマイル戦で開催されている牝馬の阪神ジュベナイルF(G1)と比較しても、2006年にウオッカが記録した1:33.1に0.3秒差に迫るもの。2着馬に3馬身半以上の差をつけての朝日杯FS勝利は、1993年のナリタブライアンまで振り返る必要がある。
まだ正式に今年の路線が発表されたわけではないが、仮にクラシックを狙うのであれば、課題は当然「距離」になってくるだろう。ただ、本馬はデビュー戦の1800mを4馬身差で圧勝しており、ディープインパクト×Intikhabという配合は2015年の日本ダービー2着馬サトノラーゼンと同じ。マイルを超えたからといってパッタリ止まるということはなさそうだ。様々な選択肢がある中、どこに進もうと主役を張る存在なのは間違いない。
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