武幸四郎、田中博康など新人調教師7名を徹底解剖。管理馬、馬主、デビュー週の勝負馬は?

今週から競馬は新年度といわれる3月がスタート。2月末で引退した調教師に入れかわる形で、今週から新人調教師がデビューする。3月から開業する新人調教師は7名。美浦は
・田中博康
・林徹
・和田勇介
の3名で、栗東は
・高柳大輔
・武幸四郎
・武英智
・安田翔伍
の4名となっている。
今年は年齢も若い元騎手が3名いるが、それだけでなく全員が30代という異例の若さ。おそらく調教師の平均年齢を大幅に低下させたことだろう。今回はこの7名の調教師の経歴や人脈、そしてデビュー週となる今週の出走馬についてまとめてみた。
まず注目は栗東の武幸四郎調教師だ。父が武邦彦元調教師で兄は武豊騎手。平成9年に騎手デビューし、初勝利が騎乗2日目の重賞マイラーズカップという離れ業をやってのけた。騎手として687勝の成績は、調教師としてデビューする元騎手3名の中ではトップの実績。預託馬主は京都馬主の重鎮である前田晋二氏、モハメド殿下、新興クラブ馬主のDMMドリームクラブ。さらに社台グループの社台レースホースなど意外に幅広い。特にキタサンブラックの全弟や引退を撤回したというヒットザターゲットが管理馬にいるのは興味深い。このヒットザターゲットは「重賞レースなら10着でも1着本賞金の2%の賞金が出るから」との理由から厩舎経営のために転厩したとの話もあるが、真意はどうだろうか。デビュー週の今週は3頭が出走。土曜阪神1レースには兄の武豊が騎乗するグアンを送り出す。グアンは池江泰寿厩舎からの転厩馬で、馬主は武豊信者が代表のキーファーズ。土曜8レースに出走するフォレストタウンは2月末で解散した福島信晴厩舎の馬でルメールが騎乗。日曜は中山4レースの障害戦にミヤジタイガが出走するが、これも2月末で解散した岩元市三厩舎からの転厩馬。この中山遠征は関係者への顔見世と思われるが、ミヤジタイガは実力的に1~2番人気が予想され、厩舎の初勝利もあるかもしれない。
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