GJ > 競馬ニュース > 新参調教師の「内情」
NEW

JRA新参調教師の「内情」様々……美浦・栗東に精通する記者がアノ新厩舎の「裏話」を語る

【この記事のキーワード】, ,
JRA新参調教師の「内情」様々......美浦・栗東に精通する記者がアノ新厩舎の「裏話」を語るの画像1

 2月末で引退した調教師に入れかわる形で、先週末から新人調教師がデビューを飾った。初日には、武幸四郎調教師が2戦2勝するなど大活躍。だが、幸四郎調教師の影に隠れてしまってはいるものの、彼以外にも業界内で密かに注目されている新人調教師がいるという。

今回は、栗東に精通しているベテラン記者A氏、美浦の事情に詳しいライターB氏、そして当編集部記者Cの3人に、今後の競馬界を引っ張っていく存在になるだろう注目調教師を話し合ってもらった。

●●●

A氏:いや、幸四郎調教師は天晴だね。初戦に兄である武豊騎手を起用して見事に勝利。話題性と実力を兼ね備えていることを証明してみせたよ。

B氏:月並みな言い方ですが”持っている”んでしょうね。騎手時代も初勝利が重賞というちょっと出来すぎな形で始まりましたしね。

C:幸先の良いスタートを切った幸四郎調教師には今後、大物馬主たちが素質馬を預託する予定。馬だけじゃなく、南井克巳厩舎から腕利きの調教助手が移籍するなど、続々と人馬ともに才能が集まりつつあります。

A氏:幸四郎調教師の動向は言うまでもなく注目する対象だけど、ほかに誰か気になっている新人調教師っている?

B氏:美浦だと和田勇介調教師の名前がよく上がりますね。小島太元調教師の息子でベテラン調教助手の良太さん、勝三さん、そして太一騎手がこの厩舎に揃って移籍。また小島厩舎にいた馬の多くもここに転厩しています。

C:仕事に慣れているベテランがいるのは心強いですよね。初週は土日で管理馬が2頭出走したものの7着、5着と勝利することはできませんでしたけど……。

B氏:これからだよ、これから。和田厩舎には小島元調教師の置き土産のほか、尾形充元調教師からあのグラスワンダーを担当した助手が移籍したみたい。

あと、和田調教師の奥様の親戚筋にG1を制覇した馬を複数頭所有する馬主がいるようで、そちらから良血馬が預けられる予定だとか。

C:ベテラン厩舎スタッフ、そして強力馬主のバックアップもあるのであれば、大舞台制覇も夢ではないかもしれません。Aさんは栗東で気になる調教師っています?

JRA新参調教師の「内情」様々……美浦・栗東に精通する記者がアノ新厩舎の「裏話」を語るのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛