JRA武幸四郎調教師「人格変わった」絶賛評価続々……デビュー「2連勝」ド派手スタートは序の口
3月1日から、田中博康調教師(美浦)、林徹調教師(美浦)、和田勇介調教師(美浦)、高柳大輔調教師(栗東)、武幸四郎調教師(栗東)、武英智調教師(栗東)、安田翔伍調教師(栗東)の7名が新規調教師として厩舎を開業した。そして先週末には開業後初の中央競馬開催を迎え、田中調教師以外の6名が管理馬を出走させている。
今後が非常に楽しみな新米調教師たちだが、中でも別格の注目度を誇っているのが、武幸四郎調教師だろう。
調教師として初日となった3日には、1Rの3歳未勝利戦(ダート1800m)にグアン、8Rの4歳上500万下(ダート1800m)にフォレストタウンがそれぞれ参戦し、勝利。デビュー日に2戦2勝するというド派手なスタートを切った。
特にグアンには実兄である武豊騎手が騎乗したことでも注目を集め、ファンからも一番人気に支持された。その期待に応えるかのようにグアンは道中2番手につけ、直線に入るやいなや先頭に進出。そのままトップを譲ることなくゴール板を駆け抜けた。
晴れの舞台で実兄から初勝利をプレゼントされた幸四郎調教師は、レース後に人心地ついたと話し、「調教師としての初勝利は騎手の時とはまた違うものを感じています。レースは無事に戻ってきてほしいという気持ちで見ていました」と振り返った。
「幸四郎調教師は、今後の躍進が約束されたかのような幸先の良いスタートを切れましたね。そもそも引退した調教師たちから10頭以上を受け入れており、そのラインナップも新規開業の厩舎の中ではトップレベルと評判でした。いかに開業前から期待されていたかがわかりますよ。
そして今後はわざわざグアンを転厩させた”武豊信奉者”のキーファーズ、現役騎手時代から親交が厚いメイショウの冠名でおなじみの松本好雄氏、さらにノースヒルズなどの大物馬主たちも続々と預託する予定と聞いてます。来年以降も注目の存在となりそうです」(競馬誌ライター)
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