サマースプリントシリーズ開幕戦に早くも豪華「史上最強世代」が進撃開始!函館スプリントS(G3)は見逃せない一戦だ!
「JRA公式サイト」よりやはり「史上最強世代」と呼び名の高い今年の3歳勢はスペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーらが牽引した1998年世代と同じく、あらゆるカテゴリーで強烈な爪痕を残してゆく運命(さだめ)なのだろうか。
すでに空前のハイレベルといわれるクラシック戦線を形成している実力馬に加え、ダート路線では北米クラシックを完走したラニという”異質の存在”を輩出している2016年世代。そんな彼ら、彼女らが今度はサマースプリントシリーズに矛先を向けてきた。
その開幕戦となる今週末19日の函館スプリントS(G3)は、まさに今年の3歳馬の「進撃」を象徴するようなメンバーが揃った。果たして、古馬陣が意地を見せるのか、それとも史上最強世代の大波があっさりと呑み込んでしまうのか。
史上最強世代から送り込まれた”刺客”の代表はティソーナ(牡3歳、美浦・藤沢厩舎)か。
前走のNHKマイルC(G1)では、マーガレットS(OP)の勝ちっぷりが認められ、初の重賞挑戦ながら4番人気と高い評価を得ていた。しかし、レースでは大きく出遅れ競馬にならず。17着に大敗したが、これが実力でないことは明らかだ。叔父にディープインパクトを持つ屈指の血統馬がスプリント路線で巻き返しを図る。
同じくNHKマイルCで大敗したシュウジ(牡3歳、栗東・須貝厩舎)もスプリント路線で巻き返しを狙う。
昨年はデイリー杯2歳S(G2)ではエアスピネルの2着、朝日杯FS(G1)でも5着に奮闘したが、今年になって2戦はいいところがない。しかし、昨夏の小倉2歳S(G3)の勝ちっぷりは強烈で、スプリント適性は立証済み。ここを狙ってきたのも当然の選択なのだろう。キンシャサの奇跡で有名なモハメド・アリが亡くなった今、キンシャサノキセキを父に持つシュウジが激走するかもしれない。
さらには、すでに重賞勝ち馬のキャンディバローズ(牝3歳、栗東・矢作厩舎)、ソルヴェイグ(牝3歳、栗東・鮫島厩舎)の3歳牝馬コンビもここから最速王の天下獲りを狙う。
キャンディバローズがファンタジーS(G3)を勝ち、ソルヴェイグもフィリーズレビュー(G2)勝っているように2頭はすでに重賞ホース。それも1400mの重賞を勝ちながらも、マイル戦では距離が長いというスプリント向きの馬だ。マイルの桜花賞(G1)を大敗後、あっさりと放牧して、ここに照準を合わせてきた。この2頭の最大のセールスポイントは、何といっても重賞ホースなのに、ここを50kgで走れることだ。
対する古馬陣は、不甲斐ない桜花賞馬レッツゴードンキ(牝4歳、栗東・梅田厩舎)よりも、ティーハーフ(牡6歳、栗東・西浦厩舎)の復活に期待したいところだ。
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