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【ダービー卿CT(G3)展望】善戦続けるレッドアンシェル!強敵が揃った伝統のハンデ重賞

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 3月最後の重賞レースとなるのが31日(土)に中山競馬場で開催されるダービー卿CT(G3)。一昨年のモーリスを筆頭にここでの好走馬が春のマイル王決定戦安田記念(G1)で上位に来ることも多い。今年もこのレースから安田記念(G1)での好走馬が誕生するのか要注目だ。

 昨年から徹底してマイル戦へと出走を続けているレッドアンシェル(牡4、栗東・庄野厩舎)が得意の距離で重賞初制覇を目指す。2歳時の朝日杯FS(G1)こそ8着に敗れているが、昨年はマイル戦を4戦こなして4着以下のない堅実なレースを続けた。春はアーリントンカップ(G3)で2着、NHKマイルC(G1)で4着と、同世代での戦いぶりは上位。秋の経験豊富な古馬との対戦では富士S(G3)で4着、2戦目のリゲルS(OP)で早くも古馬相手から勝利を奪い、マイル適性の高さを改めて証明した。今年の初戦となった京都金杯(G3)では人気こそ裏切ったが、勝ち馬から0.1秒差の3着と秋よりもさらに成長を感じさせる内容。昨年の春は後方からの競馬が多かったが、秋からは先行しての粘り込みもこなしているので、レース展開に合わせた立ち回りができそう。特殊なコース形態である中山競馬場では初のレースとなるが、持ち前の自在性を発揮すればこの馬にとってさほど影響はないはず。当然ながら春の目標は安田記念(G1)となるだろう。そのためにもここでいい結果を残して道を切り開かなければならない。

 重賞3勝のマルターズアポジー(牡6、美浦・堀井厩舎)はトップハンデとなりそうだが、十分にチャンスはあるはずだ。前走の中山記念(G2)ではG1馬3頭を含む強いメンバーを相手にしたが、自分の形である単騎での逃げに持ち込む。1000mの通過タイムが59.2秒という早いラップを刻んだが、直線半ばまで先頭を譲らずタイム差なしの3着に粘りこんだ。距離短縮となることは上りに時間を要した前走の内容から考えると好材料だろう。外枠からでも常に逃げる馬ではあるが、中山競馬場でのマイル戦では内枠のほうが好走する確率が高いデータがあるだけに、どの枠に入るかにも注目したい。

 ロジチャリス(牡6、美浦・国枝厩舎)は昨年のこのレースを制しているが、昨年の勝利以降は案外なレースが続いているだけに、なんとか意地を見せて欲しいところ。好調時の好位に取り付き前目で進める競馬が戻ってくれば、昨年と同じ臨戦過程となるだけに連覇の期待も持てるはず。斤量は昨年よりも1㎏増となっており厳しい戦いとなりそうだが、いい走りをして今後に繋げることはできるだろうか。

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