
大阪杯(G1)スワーヴリチャードは不安満点……天才馬券アイドル・楠原安里梨の期待は「初」

4月1日に阪神競馬場で行われる大阪杯(G1)。今年も古馬の中長距離路線の今後を占う一戦に位置づけられており、実力馬がズラリと顔をそろえる。そこで今回は、豪華なメンバーが集うこのレースを読み解くべく競馬アイドル・楠原安里梨さんにお越しいただき、見解をうかがった。高的中率を維持しているという彼女は、大阪杯でどのような決着が待っていると考えたのだろうか……。
――すっかり春めいた季節になりましたね。

楠原安里梨:実は新生活を始めるにはいい時期ということもあり、最近実家から出て一人暮らしをはじめたんです。自立したかっこいい大人の女性を目指す! なーんて言いつつ、今まで以上に競馬に集中したいって思いもあるからなんですけどね(笑)。
3月はその引っ越しの影響もあり、あまり競馬を楽しむ機会がなかったんですけど、阪神大賞典(G2)はゲットしました! レインボーライン、サトノクロニクルの単勝で勝負したんですが、レインボーラインが頑張ってくれましたね。長距離を苦にしないステイゴールド産駒で、過去に阪神競馬場で良好な成績を残していたこともあり、好走してくれるのではないかと考えたのがズバリはまりました。
――さすがですね。その調子で大阪杯(G1)の予想もお願いします。まだ枠も出ていない状態(取材日時3月27日)ですが、現時点では楠原さんイチオシの馬はどれになるでしょうか?
楠原安里梨:G1に昇格して2年目ですが、本当に実力馬が大阪杯に集結するようになりましたね。今年は昨年以上に混戦模様を呈していますが、私のイチオシはアルアイン(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)です。
今回とは距離は違えども、同じ阪神競馬場で行われた昨年の毎日杯(G3)も勝利するなどコースの実績もあります。良馬場での開催で内枠を引き当てることができたら、さらに期待値はあがりますね。
そして前走からコンビを組んでいる川田将雅騎手は今年絶好調。クラシックでもダノンプレミアム、リリーノーブルと牡牝有力馬に騎乗しており、古馬でもG1も狙える馬を多く抱えています。馬質から言っても今年の春のG1戦線では上位常連になるのではないでしょうか。
先週も高松宮記念(G1)をファインニードルで勝利しましたが、”川田無双”第2弾が、叩き2戦目の上り調子のアルアインとのコンビで出走する大阪杯になると思うんです。
――なるほど。「早熟疑惑」までも囁かれたアルアインの完全復活に期待といったところでしょうか。では、続いては?
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