真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.04.09 08:18
皐月賞(G1)福永祐一騎手「悲願」阻止の”怪物”は現れるか。ワグネリアン「驚愕」の安定感で3着以内濃厚も「最後の祈り」は
編集部
8日に行われた桜花賞(G1)で1番人気のラッキーライラックに騎乗した石橋脩騎手は、「大本命の1枠1番」という難しい条件の中、ほぼ完璧な競馬をした。
しかし、不幸なことに同世代には「怪物」がいた。
勝ったアーモンドアイは、C.ルメール騎手から早くも「三冠」という言葉が出る「10年に1頭の逸材」だったと述べる他ないだろう。ただ、競馬には往々にして、そういった”不幸”が起こる。特に各馬の力関係が見え難い「クラシック初戦」では、その傾向が顕著だ。
2015年の皐月賞(G1)。共同通信杯(G3)の覇者リアルスティールに騎乗していた福永祐一騎手もラスト200m……いや、100mを切るまでは、やはり完璧な競馬だった。
上がり最速の33.6秒の末脚を発揮しながら、キタサンブラックを捉え切れずに敗れたスプリングS(G2)の反省を活かすような、これまでよりも前目の位置取り。好位の5番手から第4コーナーで早めに先頭集団に並び掛けたリアルスティールは、ラスト200mでキタサンブラックを捉えて先頭に躍り出た。
本人がレース後に「上手く行き過ぎた感がある」と話したほど、完全なる勝ちパターン。例年通りなら、この年の皐月賞は福永騎手とリアルスティールのものだったに違いない。クラシック第一弾の栄冠は目と鼻の先、手を伸ばせば届くところまで迫っているように見えた。
しかし、大外から、やはり「怪物」が飛んできた。力強く先頭に立ち、一歩一歩ゴールを目指すリアルスティールをあざ笑うかのように、”同じ勝負服”が並ぶ間もなく先頭に躍り出る――。後の二冠馬ドゥラメンテだった。
他馬を置き去りにするような異次元の末脚。最後の数十メートル、追うことをやめたM.デムーロ騎手が拳を何度も握りしめ「怪物」は悠々とゴールした。
PICK UP
Ranking
23:30更新
毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「審議」高松宮記念(G1)ダイアトニック3着に疑問の声、続々!? 安藤勝己氏「まともなら勝ち負け」みんなのKEIBA「明らかに勝っていた」
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
















