真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.04.23 14:59
JRAデムーロ「気遣い」の影に嬉しい悩み? オークス「どちらに乗るのか」
編集部
画像:サトノワルキューレ『競馬つらつら』より22日に東京競馬場で開催されたフローラS(G2)。オークスのトライアルであるこのレースを、M.デムーロ騎手が騎乗するサトノワルキューレ(牝3、栗東・角居厩舎)が見事に勝利。続いてパイオニアバイオが2着に入線し、この2頭が樫の舞台へのチケットをゲットした。
サトノワルキューレは最後方から競馬を開始。3コーナーから徐々に進出し、最後の直線を迎えた。多数の追い込み勢がいたものの、その中でも上がり最速33.4秒という別格の末脚を披露したサトノワルキューレがゴール手前で先を行くライバルたちを差し切って優勝。断然の1番人気に答えてみせた。
レース後に鞍上のデムーロ騎手はスタートが得意ではない馬なので、内枠を引いたことが引っかかっていたため「最初のコーナーでゴチャつかないか気になってたのでゆっくり運びました」と語り、さらに「2000mはこの馬には短いので、じっくりと脚をためました」と、すべて計算通りだったと渾身の騎乗を振り返った。そして「エンジンが掛かった時はとてもいい脚をもっています」と相棒の武器を称賛している。
これまでは先行策や早めの仕掛けを行うこともあり、比較的前で競馬を行っていたサトノワルキューレ。だが、今回の走りを見ると、大本番を前にして不得意なスタートの影響が少なく、自身の力が最も発揮できるスタイルに行き着いたようにも思える。
この勢いのまま、オークスの舞台に殴り込みをかけたいサトノワルキューレとデムーロ騎手。だが、このタッグは自身の成績を左右する大きすぎる問題を抱えているという。
PICK UP
Ranking
11:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
- JRAファン感でルメール騎手が「ブチギレ」!? フランス語でまくし立て後輩騎手を”ガラス瓶”で殴打!顔面蒼白デムーロ騎手「ウソでしょ……」
- 競馬界の象徴「武豊誕生」の根底にあった時代の変化……加速する騎手の圧倒的「格差問題」解消に向けJRAが再び推し進める「大改革」













