GJ > 競馬ニュース > チェスナットコート挑戦  > 2ページ目
NEW

天皇賞・春(G1)チェスナットコート挑戦は「無謀」ではない? 「血統」の強さとそのスピード

【この記事のキーワード】, ,

 この芝2500mのレースを基準にして天皇賞春に当てはめてみれば、おそらくガンコは天皇賞でも人気になるだろうし、それをシュヴァルグラン、レインボーライン、クリンチャーらは無視できずマークしていく。3200mでの隊列は、逃げ馬がいれば縦長になるのは当然で、各ジョッキーの意識が前に行く。

「その時こそチャンスですね。チェスナットコートは、日経賞と同じように後方待機で追い出せば、直線が中山よりも100mほど違う京都の外回りと考えれば十分相手を捉えて差し切れます。机上の計算ではなく、実際にこの馬は長距離でも3F33〜34秒台の末脚で追い込んでますし、未勝利勝ちした新潟で芝1800mも上がり最速の32.9秒で勝っています。エンジンの掛かりがすこし遅いですが、スイッチが入ってからのキレは重賞常連の馬たちに匹敵するか、それ以上ですね。」(同記者)

 これまで東京など広いコースで勝ち星をあげており、当然京都外回りのコース替わりも有利。小倉、中山も克服済みで、矢作調教師は「 (馬場は)重ければなおいい」と言うように重巧者である。どんな場、馬場、レースでも対応可能で、中間の調子落ちもなく状態はいい。

 血統データでは、ハーツクライ産駒は4年連続で3着以内に送り込んでおり、晩成と言われるこの血統が今回爆発する可能性は十分にある。

 チェスナットコートの挑戦は無謀であるとは思わない。彼がいつもの走りさえすれば、ジンクスを破ることはできるはずである。

天皇賞・春(G1)チェスナットコート挑戦は「無謀」ではない? 「血統」の強さとそのスピードのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  2. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
  5. 川田将雅「ルメール封殺」に絶賛の声! NHKマイルCを含む11戦8勝「川田祭り」で帰ってきたライバルに強烈な復帰祝い
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
  8. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
  9. 【ヴィクトリアマイル(G1)展望】武豊×キャロットFがナミュールで「17度目の正直」狙う! J.モレイラ×マスクトディーヴァとの一騎打ちか
  10. リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点