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2018.05.03 09:51
JRA丸山元気騎手「引退」発言から再ブレイク!? デビュー2年目「92勝」から低迷6年……自称「一発屋」復活の影に藤田菜七子騎手?
編集部
デビューイヤーの2009年こそ初勝利までに80戦を要し、7月にようやく同期で一番遅い勝ち星を上げた丸山騎手だったが、わずか8勝に終わった1年目から、2年目はいきなり92勝を上げる大躍進。リーディングでも7位に食い込み、当時スランプに陥っていた武豊騎手を上回る勝ち星を量産した。
さらに翌年にはセイクリッドバレーで新潟大賞典(G3)を勝って、重賞初制覇。年間72勝を上げてG1レースにも騎乗するようになり、まさに「関東のホープ」の座を欲しいままにしていた。
しかし、本人が後のJRAのインタビューで「あれは勢いだけ、完全に出来過ぎでした。師匠の根本康広調教師の人脈で良い馬に乗せて頂いていたことがすべて」と振り返っているように、同年12月に川崎に遠征した際、規定の鞍を取り違えて騎乗停止に。
しかも、ちょうどJRAでも騎乗停止処分を受けたばかりで”ダブル制裁”を食らうことなり、この辺りから順調だった歯車が狂いだした。
結局、騎乗停止のままデビュー4年目を迎えた丸山騎手は、調子の波に乗れずに年間33勝に終わってしまう。その後も先述した通り50勝にさえ届かない低迷期が続くと、ファンや周囲からも「中堅騎手」というレッテルを貼られてしまう。いつの間にか、自分でも「一発屋」と”自虐ネタ”として揶揄するようになっていたようだ。
「昨年は特に丸山騎手にとって、辛い1年でした。勝ち星が思うように伸びないばかりか、秋には調整ルーム内で外部との通信を行ったことが発覚し30日間の騎乗停止に。幸い、同日のレースで勝利した厩務員に祝福のメールを送信したことが発端だったので、八百長行為などの疑惑は持たれませんでしたが、本人もかなり精神的にショックだったみたいで……。
親しい関係者には、いつもの冗談交じりに『もう上は望めないし、年齢的にも転職するなら今しかない!』などと漏らしていたとか。どこまで本気かはわかりませんが、騎手引退をチラつかせるほどモチベーションが下がっていたことは事実のようですね」(同)
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